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2016年春の「国際交流の集い」開催 

 7月6日(水)井の頭キャンパスの交流プラザにて「国際交流の集い」が開催されました。この催しは、日本へ留学中の留学生が日本人学生や教職員と更に交流を深める機会として、国際交流センターが年2回(春と秋)開催しているものです。
今回新キャンパスで初めての開催となったこの会は、留学生43名を含む学生105名、教職員36名の総勢141名が参加し、7日の七夕にちなんで、参加者が願い事を書いた色とりどりの短冊や飾りを笹の葉につるしそれぞれの願いをこめたスタートとなりました。司会は学生3名により、日本語(唐 詩さん)・中国語(松島朋美さん)英語(村田 剛さん)の3ヶ国語で行われました。
 開会にあたり、松田副理事長から新キャンパスに留学生を迎えることが出来たお礼と、昨今の世界情勢から利害衝突を避けるためには直接会ってお互いを理解し合い、そのためにはこの国の言葉を学んでその国の言葉で話すことが大切であると述べ、また留学生に対し短い期間での留学で大いに日本の事を学んで交流を深めて貰いたいと述べました。
跡見学長からは、国際交流のつどいを交流を深める日として位置づけ、杏林大学の教育目標の3本柱である日本語・中国語・英語を習得して、文化や歴史をお互い深く理解しあい共有し合うことで日中英のトライリンガルとして活躍をしてほしいと述べました。

 続いて留学経験者より、英語学科3年の横田菜摘さんと中国語学科3年の今川忠対勲さんが留学についての発表を行いました。オーストラリアに留学していた横田さんは英語、中国に留学していた今川さんは中国語でのスピーチとなり、今川さんのスピーチでは中国語学科の曹晨晨さんが日本語通訳として参加しました。
昨年9月から今年2月までサンシャインコースト大学に留学した横田さんはオーストラリアでの経験をEnglish for Academy Purpose(EAP)コース参加で、多国籍の学生の中で英語を使わざるを得ない状況が幸いし自信の無かった語学力が大いに改善し、また暖かく迎え入れてくれたホストファミリーや友達の支えがありこの留学が素晴らしいものになったと述べ、留学経験を今後も生かしていきたいと語りました。
 続いて、北京外語大学に留学した今川さんは中国での経験を語り、留学当初は授業内容も先生のギャグも理解できず辛い毎日であったが、毎日リスニングと単語の音読を繰り返し、中国の学生との交流を重ねていくうちに3ヶ月後には授業を聞き取れるようになったことを述べました。夏休みや年末の中国旅行では中国の広大さと文化の多様さを実感し、この留学で中国語の上達とともに精神的に大きく成長できたと述べました。

 スノードン副学長による乾杯の発生で歓談に移り、参加者がそれぞれ交流を深めた後、着物専門店まるやま様によるご協力を得て着付けショー、マジック研究会によるパフォーマンス、国際交流会によるクイズ?大会が行われ、国際交流センター長の塚本 慶一先生の挨拶を以て閉会となりました。
今回は新キャンパスで初めての国際交流のつどいではありましたが、本学の留学生と日本人学生および教職員が楽しく会話する場面が多く見られ、会場は大いに盛り上がりさらに交流を深めることが出来る会となりました。