令和元年8月5日(月)と8月6日(火)の2日間にわたり杏林大学井の頭キャンパスにて、中国語のステップアップを目指した中国語の学内研修を行いました。
この研修は本学にて中国語を学んでいる中国語入門を終えた初級レベルの学生を対象としており、今回の研修では中国語学科の学生32名、第二外国語で中国語を学んでいる英語学科・観光交流文化学科の学生10名の計42名が参加しました。「日英中トライリンガル育成のための高大接続」事業の一環として高校生の募集も行いましたが今回は残念ながら高校生の参加はありませんでした。
中国語ネイティブ教員の指導の下、午前中は2クラスに分かれて文法の復習や検定試験の対策などそれぞれのレベルに合わせた内容を学びました。午後には各クラスに中国人留学生が加わり、発音指導や交流を楽しみながら会話練習などを行った後、学生は中国語での映画の一場面を見ながらセリフの書き取りにも挑戦しました。
参加した学生からは以下のようなコメントが寄せられ、学生たちにとって中国語漬けの学内研修は有意義な2日間だったことが伺えました。
「この研修で春学期に学んだ中国語が自分に身についているんだということを実感し、モチベーションになりました」
「中国語の映画を見て、何単語か聞き取ることができて感動しました。でもまだまだ語彙力を上げないといけないと思いました」
「中国人留学生との交流で、自己紹介や日常的に使う言葉を教えてもらいためになった」
「午前中の授業で検定試験の問題を解いてみて、11月の検定試験に向けて頑張ろうと思った」
普段とは違う環境の中で内容濃く学ぶことによって、個々の成長がみられたのではないかと感じています。
高大接続推進室
外国語学部 専任講師 藤田由香利
2019.08.07