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工学院大学附属中学校・高等学校と中高大連携事業に関する協定を締結

 杏林大学と工学院大学附属中学校・高等学校(東京都八王子市)は、中学・高校教育と大学教育の相互の活性化を図るため、中高大連携事業に関する協定を締結しました。
調印式は、3月4日(月)本学井の頭キャンパスで行われ、工学院大学附属中学校・高等学校から中野由章校長、鐘ヶ江暢子進路指導主任、岡本信彦事務長、中村倫子事務室(広報)の4名が来校し、本学からは渡邊卓学長、稲垣大輔高大接続推進室長、安藤英視井の頭事務部長、野口眞哉井の頭事務副部長の4名が出席しました。協定書には、各校の代表として中野校長と渡邊学とが署名し、今後の連携について意見交換などを行いました。

 工学院大学附属中学校・高等学校とは、八王子キャンパスに保健学部、総合政策学部、外国語学部のキャンパス拠点を置いていた時代から井の頭キャンパスに拠点を移した今日に至るまで、多数の生徒さんより本学に志願を頂いております。また、本学が採択された大学教育再生プログラムの外部評価委員長に工学院大学附属中学校・高等学校前校長先生に努めて頂くなど、生徒・学生のみならず教職員も様々な繋がりの実績があります。このことから、双方の教育資源を有効に活用し、更に中高大連携の取り組みを発展させるため、今回の協定締結の運びとなりました。

 協定の署名後、渡邊学長が謝辞を述べるとともに「工学院大学附属中学校・高等学校の母体である工学院大学は理工系を専門とする大学であり、本学は文系、医療系を専門とする大学であることから得意とする分野が重ならず、お互いを補完する良きパートナーと出会えたと言える。また、今回は中学校を含めた中高大を繋ぐ連携協定を締結することから、この協定が他のモデルとなるような成果が生み出されることを期待している」と述べ、中野校長からは「工学院大学は理工系を専門とする大学であるが、その附属中学校・高等学校は理工系を志願する生徒ばかりではなく医療系を志願するものもおり、文系を志願する生徒の中ではグローバル教育に特化した教育を高校時代から受けているなど杏林大学の教育内容と親和性がある。この、協定を機会に是非生徒達に医療・保健系の学びや文系の学びの本物、神髄に触れる機会の提供に取り組めるようよう一緒に頑張っていきたい」と抱負の言葉を述べられました。

 今後は、本学での教育機会の提供や出張講義、情報交換など様々な面で中高大連携を深めていきたいと考えています。

2023.3.7
地域交流課(高大接続推進担当)