社会福祉法人むうぷと包括連携協定を締結しました

　8月14日(月)社会福祉法人むうぷとの包括連携協定を締結しました。本学とむうぷはこれまで30年以上に渡って交流しており、様々な活動を通じて共にまちの活性化に取り組んできました。相互の結びつきを一層強化し、それぞれが持つ教育・研究、福祉支援等の機能を活用して地域社会の発展に貢献することを目的として、今回の協定の締結に至りました。
　締結式は井の頭キャンパスにて行われ、本学から渡邊卓 学長、石井博之 地域連携センター長、古本泰之 地域連携センター副センター長、加藤雅江 教授(保健学部健康福祉学科)、社会福祉法人むうぷから一瀬清 理事長、川島大一郎 理事が出席しました。
　式では、一瀬理事長が「社会福祉法人むうぷは、前身を「みたか共同作業所」として市民の立ち上げによりスタートし、今日に至るまで地域の皆様に支えられながら運営してきた。包括連携協定の締結は、利用者の方々にとっても大きな励みになると感じている。」とお話されました。また、渡邊学長は、「今後は、現在行われている実習やボランティア活動の他にも、大学の人的資源・知的資源を活用した共同研究などを充実させ、地域の課題解決に向けて全学的な連携を推進していきたい。」と挨拶しました。
　むうぷは三鷹市内に3ヶ所の事業所を持ち、精神疾患を抱える方々の就労支援だけでなく、相談支援や居場所づくりにも積極的に取り組まれています。コミュニティのニーズが多様化・複雑化する今、むうぷの持つ実績やノウハウと大学の持つ知的資産等を組み合わせ、持続的な社会貢献活動の展開を目指して参ります。