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三鷹市 食物アレルギーに関する研修会を行いました

 2月22日(木)三鷹市教育センターにおいて、三鷹市立小・中学校栄養士及び養護教諭に向けて食物アレルギーについて学ぶ研修が開かれ、杏林大学医学部付属病院 小児科の木村俊彦先生が講師を務めました。
 本研修は三鷹市より依頼を受けて実施されたもので、三鷹市立小・中学校の栄養士及び養護教諭向けに最新のアレルギー情報についての理解を深め、多種多様な食物アレルギーに対して、栄養士や養護教諭の方々が日々の業務の中で抱えている問題に適切に対処できる知識を習得することを目的に行われました。
 木村先生は新生児アレルギーを専門とされており、小児科外来で主に小児食物アレルギーについて診察を行われています。研修では、木村先生が作成した資料をもとに、同じ素材の食物でも調理方法によってアレルギー発症率が下がるケースや、アレルギー食物の中の1%以下であるにもかかわらずアナフィラキシー率は30%とリスクの高い食物もあることなどが解説され、参加者は熱心にメモをとっていました。
 質疑応答では複数の質問が寄せられ、木村先生は個々の症例による対処法や質問について丁寧に回答されていました。また、木村先生とともに参加されていた付属病院小児科の川口明日香先生も質疑に対応され、参加者にとって学びの多い90分となりました。


2024.3.19
地域交流課




川口先生(左)と木村先生(右)

川口先生(左)と木村先生(右)