本学医学部消化器内科学 大野亜希子講師の研究「色覚特性に配慮した消化管内視鏡画像システムの開発~バリアフリー内視鏡の構築~」が、令和6年度公益財団法人内視鏡医学振興財団の研究助成Bに採択され、2月3日(土)に東京會舘で贈呈式が行われました。
内視鏡医学振興財団は、内視鏡医学の研究遂行を奨励・助成することで世界の医学と人類の福祉向上に貢献することを目的として昭和57年に設立され、消化器分野に関わらず内視鏡に関連する幅広い研究を支援している点が特徴です(内視鏡医学研究振興財団より一部抜粋)。令和6年度の研究助成は泌尿器科、小児外科、循環器内科など多領域から42件が採択されました。
【大野亜希子講師のコメント】
本研究は、色覚の特性に関係なく、全ての内視鏡医が良好な視認性を得られる内視鏡画像システムの開発を目指すものです。消化器内視鏡分野におけるカラーユニバーサルデザインの導入という社会的意義を含む挑戦的課題に取り組んでおり、今回の助成を励みに、より一層研究を進めて参ります。
2025年2月12日