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医学部生の佐久間光優さん、岡田直樹さんの研究がAPPW2025で受賞

2025年3月17日〜19日に幕張メッセ(千葉)で開催されたAPPW2025 (第130回日本解剖学会・第102回日本生理学会・第98回日本薬理学会 合同大会)において、医学部3年生の佐久間光優さん、岡田直樹さんの発表が、Undergraduate Poster Awardを受賞しました。タイトルは、「A case of a duplicated inferior vena cava with other venous anomalies, discovered in the gross anatomy lab: 解剖実習中に見つかった重複下大静脈と右腎静脈に合流する右卵巣静脈を併発する一例 (代表発表者: 佐久間光優)」です。

杏林大学では、2021年度より医用画像と解剖学実習の統合教育を開始しました。解剖実習体の全身CT/脳MRI画像を学生に配布し、健常人の画像と比較して異常所見を探し、画像所見と肉眼解剖所見を対比させ、発表する、という課題をアクティブラーニング形式で行っています。

本発表は、2023年度解剖実習中に遭遇した重複下大静脈症例を、解剖実習のアクティブラーニング課題として発表した内容に基づいて、大石篤郎講師の指導のもとで学会発表したものです。

なお、解剖実習体の死後CT/MRI撮影(オートプシー・イメージング)は、本学保健学部診療放射線技術学科 山本智朗教授のご協力のもとで実施しております。

受賞した佐久間さんは、「学生のうちにこのような学会に参加できたこと、大変嬉しく思いますし、すごく貴重な経験になりました。受賞できたことで、自分の力に対して、より一層、自信が持てるようになりました。これからもプレゼン力を向上させたいと強く思っています。このような機会を与えてくださってありがとうございました。」と述べています。

これからも多くの学生が学会発表にチャレンジすることを期待しています。

肉眼解剖学教室

2025年4月9日