外国語学部の授業「地域リーダーシップ論」で現役で機長を務める株式会社スターフライヤーの鈴木浩行さんがゲスト講師として登壇しました。本授業は担当講師の稲葉知義先生との縁により実現したものです。当日は学生33名が出席し、実際に現場でリーダーシップを発揮している方のお話に真剣に耳を傾けていました。

　授業では、過去に起きた航空事故を題材に、リーダーシップの本質について考察し、鍛え方や実践方法について学びました。鈴木さんは、機長にとってリーダーシップとは安全運航のために極めて重要であることを強調するとともに、業界に関係なくリーダーの役割とは個々が能力を発揮できる環境づくりであると説明しました。
　授業の後半には学生から積極的に質問が寄せられ、過去にリーダーシップを発揮した具体的なエピソードや各国とのトレーニング方法の違いについて聞かれるなど活発な授業になりました。

　出席した学生からは、「航空業界を志望しているのでとても勉強になりました。就活の自己分析などにも生かしていきたいです」といった感想が聞かれました。