医学部病理学教室の加藤憲一郎助教が、2025年に開催された第43回日本脳腫瘍病理学会学術集会において、ポスター賞を受賞しました。
同学会は、脳腫瘍の形態学的・組織化学的・分子遺伝学的研究や、画像を用いた脳機能解析などを通じて、正確な診断法と治療法の確立を目的としており、脳神経外科医、病理医に加え、神経内科医、神経放射線科医、脳腫瘍研究者など多職種の専門家が参加しています。
加藤助教は、「卓上型長鎖シークエンサーを用いたホルマリン固定パラフィン包埋材料からの脳腫瘍変異解析」と題したポスター発表を行い、高い評価を受けました。本賞は、前年(第42回学術集会)において、同教室の里見准教授も「Two adult cerebellar cases of pediatric-type diffuse high-grade glioma diagnosed by DNA methylome」の発表で受賞しており、2年連続の快挙となります。
杏林大学医学部病理学教室
2025年6月7日