6月27日(金)から29日(日)までの3日間、幕張メッセ国際会議場およびTKP東京ベイ幕張ホールにて、第67回日本老年医学会学術集会が開催されました。今回は隔年で開催される第34回日本老年学会との合同開催であり、高齢者に携わる多職種の方、のべ8000人以上が参加しました。
神﨑教授は本学術集会の会長かつ日本老年医学会の理事長という立場から、「with Ageingを科学する老年医学」をテーマにして、老年医学のこれまでとこれからについて道筋を示す講演を行いました。
一般口演では加齢に伴う身体的・機能的変化のほか、社会とのかかわりの変化、多職種協働による支援体制についてなど、高齢者医療にまつわる幅広い視点からの発表があり、活発な議論が交わされました。
また国際連携の面では、アジアの老年医学研究者と議論を行う「Geriatric Research update in Asia」が開催されました。
そのほか看護職や介護職、NGOとの合同シンポジウム、救急医学、災害医療をあつかうシンポジウムなどが開催され、いずれも会場が満席になるほどの盛況ぶりでした。
準備に1年以上を要した本大会ですが、多くの方々のご支援により、盛会のうちに終了することができました。ご協力いただいたすべての皆様に、心より御礼を申し上げます。
杏林大学医学部高齢医学教室
2025年7月8日