8月30日・31日の2日間、JR八王子駅構内で開催された防災イベントに、救急救命クラブ(KELC)所属の学生15名が参加しました。駅の利用者や地域の方々に向けて、心肺蘇生法やAEDの使用方法など、一次救命処置の指導を行いました。
このイベントは、JR東日本八王子支社と大学コンソーシアム八王子加盟大学が連携し、「心豊かな生活」の実現を目指す「Beyond Stations構想」の一環として企画されたものです。産官学の協働によって防災・減災への意識を高めることを目的としており、本学のほか、法政大学のSIC学生ボランティアスタッフも参加しました。
本学の学生たちは、実際の救急現場を想定した実践的な体験会を担当。心肺蘇生訓練用の人形を使い、胸骨圧迫の方法やAEDの使い方を来場者に丁寧にレクチャーしました。
イベントには小さなお子さんからご高齢の方まで、2日間で207名が参加し、命を守る知識と技術に触れる貴重な機会となりました。
地元のケーブルテレビ局による取材も入り、KELC部長の金枝啓太さん(保健学部救急救命学科3年)は「一人でも多くの市民の方に一次救命処置の重要性を知っていただき、いざという時に行動できる“バイスタンダー”(救急現場に居合わせ、救命処置を試みる人)になっていただければ嬉しいです」と話していました。
広報室
2025年9月4日