9月13日から14日に京都大学 藤田記念ホールで開かれた「第12回 日本外科教育学会学術集会(Surgical Education Summit)」で、医学部6年生の金田凌さんが若手優秀演題賞を受賞しました。
演題名は「外科手技のEarly Exposureにおける課題と動機付けへの影響:学生生活でのひも倶楽部の活動を通じた考察」で、外科教育の進歩に足跡を残す優れた演題を発表したとして表彰されました。
■受賞にあたり 医学部 6年 金田 凌
この度第12回外科教育学会学術集会にて口演させていただく機会を賜りました。会場は想定していたよりも広く緊張しましたが、取り組みに対して他大学の先生方から非常に興味をもっていただき非常に嬉しく思いました。まだまだプレゼンテーションや質疑応答の対応など、未熟な部分があったと思いますが今後の課題としたいと思います。最後に、発表にあたり御指導いただいた田中先生、データをまとめるにあたり御協力いただいたひも倶楽部の皆様に感謝申し上げます。
■指導教員 田中 良太准教授(医学部 呼吸器・甲状腺外科学教室)の談話
金田 凌 君は本学での外科手技同好会(通称:ひも倶楽部)のリーダー的な存在で、日頃の活動の中でのご自身の疑問から本研究の着想に至りました。本学会ではその成果物である原著論文(金田 凌ら. 杏林医会誌. 56(3). 129-137.)の内容の一部を抜粋し紹介するものでした。発表前は非常に緊張をされている様子でしたが、発表が始まるとしっかりとその内容を報告され、発表後は多くの質問に対し明瞭に回答されました。この一連のご経験は金田君の今後の医師人生の中できっと役に立つと確信しました。これからの金田君のご活躍を楽しみにしています。
2025年9月17日