

写真:日本ボッチャ協会提供
10月4日(土)に丸の内ビル1階マルキューブ(東京都千代田区)で行われた「BOCCIA GRAND PRIX(ボッチャグランプリ)プレ大会」に杏林大学ボッチャ部の木脇 琴音選手(保健学部リハビリテーション学科3年)が出場し、準決勝進出を果たしました。
この大会は、2026年より始まる世界初のボッチャ個人戦インクルーシブ大会「BOCCIA GRAND PRIX」のプレ大会として行われたもので、障害の有無や年齢、性別を区別することなく、これまでの大会実績などから選抜された8人の選手がトーナメント戦を行いました。また、特別ゲスト 古舘伊知郎氏による選手紹介や競技実況で大会は大いに盛り上がりました。
木脇選手は、第一試合で松戸ボッチャ協会の醍醐ちひろ選手と対戦。前半に先制点を許しましたが、なんとか巻き返し、2-1で勝利し、準決勝進出を決めました。
準決勝は「BOCCIA JAPAN CUP 2022大会」で優勝したNEC Boccia Stellarの田村和秀選手と対戦しました。前半に先制点を取られた木脇選手は、後半で遠い距離での勝負で得点を狙いましたが、0-3で敗退しました。
木脇選手は「結果として決勝に進むことはできませんでしたが、納得のいく投球も多く、自分の持っている力を十分に発揮できた試合でした。日本代表を含む、名だたるメンバーの中で1勝することができ、さらに今大会の優勝者 田村選手と対戦できたことは貴重な経験でした。このような場に大学生代表として選抜してくださった日本ボッチャ協会様、運営の皆様、日頃よりご尽力いただいている先生方に感謝いたします」と本大会を振り返りました。

2025年10月7日