
10月25日(土)、26日(日)、杏林大学の学園祭「杏林祭」が井の頭キャンパスで開催されました。2日間ともあいにくの雨模様でしたが、4,286人ほどが来場し、ゼミ企画や展示、ステージイベントなどを楽しみました。
今年の杏林祭のテーマは「∞(Infinity)」でした。「∞」は円環の形で終わりなく続くつながりや関係を象徴しており、杏林祭を通じて学生同士、または地域社会や卒業生とのつながりが深まるような場となるようにという思いが込められています。
当日は44団体が参加し、ゼミや部活動、ボランティア活動などの日頃の成果を展示・発表しました。ぬいぐるみを用いて診察の疑似体験をしたり、子どもから高齢者まで楽しめる筋力測定、留学生と学生による中国・中国文化のパフォーマンス、マインドフルネスの実践を目的とした卓球など、それぞれの特色を生かした企画でにぎわいました。
屋外ステージでは吹奏楽団やダンス部、軽音楽部の演奏のほか、お笑いライブや三鷹市立第六中学校吹奏楽部の演奏も行われました。今年はゼミ・サークルによるポテト・からあげやチュロスなどの飲食屋台が復活し、1年生によるミニ縁日も子どもたちに大人気でした。恒例の大学構内で実った杏でつくった「杏のジャム」の販売ブースも出店されました。また、受験生のための個別相談会や企業×三鷹市×杏林大学による合同企画、温泉観光士養成講座も開かれました。
杏林祭実行委員長で総合政策学部3年生の尾方葵さんは、「昨年は組織づくりに尽力し、今年はさらにその土台を固めて次の代に引き継げるようにするため2年間連続で委員長を務めました。あいにくの雨となってしまいましたが、ご来場くださった皆さまには心から感謝しています。屋内施設もたくさん準備したので、楽しんでいただけたのではないでしょうか。また、来年はさらに多彩な企画を増やしていきたいと思いますので、期待していただければと思います」と話していました。










2025年11月4日