
令和8年4月5日、創立60周年杏林大学入学式が、三鷹キャンパスで午前・午後の2回に分けて行われました。今年度の新入生は、医学部116名、保健学部834名、総合政策学部268名(うち編入・転入学10名)、外国語学部278名(うち編入・転入学14名)、医学研究科12名、保健学研究科35名、国際協力研究科14名の、計1,557名です。
式典では、学事報告の後、渡邊 卓学長が式辞を述べました。学長は「杏林」の由来に触れ、「困っている人に心を向け、できる範囲で手を差し伸べる姿勢」の重要性を語りました。また、これからの大学生活で身につけてほしい力として、専門分野の基礎力に加え、多様な価値観を尊重するコミュニケーション力、そして情報に流されず本質を見抜く判断力の大切さを強調しました。
続いて、松田 剛明学園長・理事長からは、広く世界へ目を向けること、学業だけでなく課外活動にも積極的に取り組むこと、そして自らのオリジナリティを確立することへの期待が述べられました。また留学をはじめとする国際的な学びの機会や、スポーツ・文化活動を通じた人間的成長の重要性についても言及し、新入生へ力強いエールを送りました。


在学生代表からの歓迎の言葉では、自身の大学生活を振り返りながら、仲間や教職員に支えられて成長できた経験が語られ、新入生に向けて「積極的に挑戦することの大切さ」が伝えられました。一方、新入生代表の宣誓では、杏林大学の建学の精神を胸に、仲間と切磋琢磨しながら学び続ける決意が述べられました。
式典の終わりには今年4月に杏林大学医学部に着任した元JAXA宇宙飛行士、古川聡特任教授による記念講演が行われました。国際宇宙ステーションでの滞在経験に触れながら、常識を疑い挑戦する姿勢についての講演は、新入生に大きな夢を与えました。


この日はあいにくの曇り空でしたが、大学での新たなスタートを象徴する、心に残る一日となりました。会場の外では桜の花びらが舞う中、新生活への期待と決意に満ちた表情があふれ、ご家族・関係者とともに晴れやかな時間を共有しました。


広報室
2026年4月7日