
第13回日本外科教育学会学術集会が9月12日、13日の両日、ウインクあいち(愛知県産業労働センター)で開催され、医学部6年生の比企瑠璃子さんがAward Sessionで発表を行い、優秀演題賞を受賞しました。
Award Sessionでは7人が発表し、そのうち学生は比企さんを含む2人のみでした。研究者の先生に交じって比企さんは「こんにゃく粉製模擬臓器の外科手技訓練における妥当性評価」をテーマに研究成果を発表。独創性と研究の完成度の高さが評価され、今回の受賞につながりました。
また、学術集会内のStudent Sessionには、医学部5年生の佐野友洋さんと4年生の服部虎太郎さんも登壇しました。佐野さんは「縫合トレーニングにおけるVR教材の教育効果に関する検討」、服部さんは「肉眼解剖学における学生同士のPeer Learningを取り入れた外科手技演習について」をテーマに発表し、いずれも参加者から高い関心を集めました。
【指導教員の医学教育学教室 田中良太客員准教授よりひと言】
比企さん、佐野君、服部君の今回の発表テーマは、外科手技同好会(通称:ひも倶楽部)の活動を通じて生まれた、皆さん自身の自由な発想と探究心から生まれたものです。
ひも倶楽部は、今年で11年目を迎えます。その活動は、単に外科手技を学ぶ場にとどまらず、参加者のリサーチマインドを育み、新たなアイデアを形にしていく貴重な場となっています。これまでにも、日本外科学会や日本外科教育学会をはじめとする主要な学会で数多くの学術発表を行い、日本医学教育学会の機関誌「医学教育」やSurgery Todayなどにも原著論文として成果を発表してきました。
こうした活動は、全国の医学部の先生方や学生からも注目されており、皆さんの取り組みが着実に広がりを見せていることを大変うれしく思います。
今回の発表を一つの大きな節目として、これまで培ってきた探究心と行動力をさらに磨き、ぜひ自信を持って世界へ羽ばたいてください。皆さんのこれからのさらなる飛躍を、心より期待しています。


2026年9月16日