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教員著作物

本学教職員が出版した書籍を中心に紹介しています。


土岐善麿の百首

   
著者 杏林大学外国語学部 特任教授 河路由佳
内容 土岐(とき)善(ぜん)麿(まろ)(1885〜1980)の歌歴は、父、善(ぜん)静(じょう)(1850〜1906)の手ほどきで始めた少年時代から94歳10か月で亡くなるまで、80年近くに及ぶ。哀果という号を用いた青年時代には石川啄木と親しく交わったことでも知られ、「生活派」短歌の源流とされる。 本書は、善麿の作品から百首を、十代から最晩年まで作成年代順に並べて解説しており、善麿の生きた時代と人生と、それに伴う短歌の作風の変遷をたどることができる。
出版社 ふらんす堂
定価 税込1870円
発行 2024年6月10日
頁数 216頁

ギラン・バレー症候群,フィッシャー症候群診療ガイドライン2024

   
著者 「ギラン・バレー症候群,フィッシャー症候群診療ガイドライン」作成委員会
(作成委員 杏林大学医学部 講師 内堀 歩)
内容 日本神経学会によるギラン・バレー症候群(GBS)、フィッシャー症候群(FS)のオフィシャルなガイドラインの改訂版。前版以降に蓄積されたGBS/FSに関する臨床・基礎研究にもとづき、疾患に関する基礎的な情報,検査,治療および管理に関する情報を実臨床にあわせて整理を行った。臨床上重要となるクリニカルクエスチョン(CQ)については推奨を示し、背景・目的、解説を詳述し,臨床医の日常診療を支援する必携の一冊となっている。
出版社 株式会社南江堂
定価 4620円(本体4,200円 + 税)
発行 2024年6月
頁数 B5判 188

Shrinking Japan and Regional Variations: Along the Sannyodo

   
著者 杏林大学名誉教授 熊谷文枝
内容 Shrinking Japan and Regional Variations (全7巻) シリーズ第4 冊目の英文単著書。律令制下の五畿 七道を理論的枠組みとし、市町村の地域力から各自治体の人口減少問題を分析し、地域再生に言及。 本書では、「山陽道」を取り上げる。京都と太宰府を結ぶ山陽道は、古代、朝廷にとって五畿七道中最重要・唯一の「大路」であった。山陽道のうち広島県(備後・安芸)および山口県(周防・長門)を分析。それにより、同一県内でも顕著な地域的多様性が存在することに気づく。広島県の2045年の予測人口は、政令都市広島市の8区各々によって大きく異なり、各自治体の特色 (Municipal Power)の理解が重要である。安芸太田町は人口が減少しているにもかかわらず、森林に覆われた景観が観光客を惹きつける。一方、山口県の人口減少は深刻で、特に上関町では原子力発電所のような解決策を模索している。各市町村が日本人の定住人口を増やすことはなかなか難しい。しかし、関連人口や交流人口を増やし、外国人の居住を奨励することなどで地域の人口維持が可能である。それは、各自治体が持つ「地域力」で立ち向かい地域の「再生」を図ることで、縮減する日本の持続可能な再生につながる。(詳細は出版社のWebsite  こちらをご参照ください。)
出版社 Springer
定価 eBook: JPY 5147 Softcover Book: JPY 6434
発行 2024年5月21日
頁数 149 (xvii+132)

英語の読み方 リスニング篇 − 話し言葉を聴きこなす

   
著者 杏林大学外国語学部 准教授 北村一真
内容 本書ではまず読む力を鍛え、話す英語の本質とリスニング力向上のポイントを指南。ニュースや映画予告編、首相・国王や実業家のスピーチなど「本物の英語」を教材に、聴く力を身に付ける。随所に独習のコツ、巻末に即役立つ20の厳選例文を収録。
出版社 中央公論新社
定価 924円(10%税込)
発行 2024年3月18日
頁数 中公新書 232ページ

新・心理学を今に活かす

   
分担執筆者 杏林大学保健学部 准教授 中村美奈子、講師 古川綾子
内容 「今ここで起きている事象に心理学を活かす」ことを主眼に置き、読者自身の経験する現実世界の事象を「身体」「自己」「他者」「社会」の4つに分けて構成。 事前ワークや演習問題など、日常場面をイメージしながら学べるツールが充実した専門テキスト。
出版社 教育情報出版
定価 2,200円(+税)
発行 2024年2月
頁数 A5判 192頁