1日23万人を超える利用者がある羽田空港で保安検査員として働く新蔵さん。国内外へ向かう乗客の手荷物検査を担い、旅客機の安全運航を支える重要な役割を果たしています。彼女の根底にあるのは「人を支えたい」という想いです。
大学で「人と人との交流」を学ぶなかで、自分は前に立つよりも誰かを支える存在に向いていると気づき、地上から空の旅を支えるANAスカイビルサービスに魅力を感じて入社を決めました。
業務では、時に持ち込み不可の荷物を廃棄してもらうなど、お客様に負担をお願いする場面もあります。それでも新蔵さんは、ただルールを伝えるのではなく、落胆や怒りに寄り添いながら丁寧に対応しています。旅のスタートを気持ちよく切ってもらうための、彼女なりのホスピタリティです。
かつては進路に悩み、焦りを感じた時期もあったといいます。やりたいことが見つからず周囲と比べて戸惑うなか、大学の先生やインターン先の人々との出会いが今の自分を形づくったと語ります。「今の自分がすべてじゃない。大学での学びや出会いを通じて本当の自分を見つけてほしい。」後輩へのその言葉には、悩みを乗り越えた彼女だからこそ伝えられる温かなメッセージが込められています。
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