ゼミ活動をとおして学生の成長を支える

総合政策学部准教授

木暮健太郎  東海大学、同大学院政治学研究科政治学専攻博士課程後期満期退学。山梨大学教育人間科学部、茨城大学人文学部、鎌倉女子大学家政学部などで非常勤講師を勤めた後、2008 年杏林大学着任

木暮健太郎  東海大学、同大学院政治学研究科政治学専攻博士課程後期満期退学。山梨大学教育人間科学部、茨城大学人文学部、鎌倉女子大学家政学部などで非常勤講師を勤めた後、2008 年杏林大学着任

ゼミ活動から見る学生の成長

木暮ゼミは地域の活性化を目的とした学外でのイベントに参加する機会が多く、ハードなゼミと言われています。しかし、こうした場で自分と異なる意見を聞いたり、社会人や地域の方など、世代を超えた人々と関われたりするのは大切なことなので、ゼミ生にはやり遂げてほしいと思っています。
様々な経験を通じて、ゼミ生たちは積極的にコミュニケーションがとれるようになったり、素晴らしいプレゼンができるようになったりと、驚くほど変わっていきます。何より学生自身が「楽しい」「自信になる」と言ってくれることが私の支えになっています。

選挙啓発は学びの場

ゼミが選挙啓発に関わるようになったのは、羽村市とのつながりからです。多くの市民が集う羽村市産業祭や羽村高校で模擬投票などを行ってきました。その後、八王子市や三鷹市でも啓発活動の機会をいただくなどつながりが生まれました。
活動をする中で学生たちは、想像以上に若年層が選挙に関心を持っていないことに気づきました。ゼミで政治を学ぶ学生には大きな衝撃で、「ならば自分たちはどうすべきか」と真剣に考えるようになりました。これこそ、私が理想とする大学生の姿です。自ら問題意識を持つことが、彼らの成長につながると思っています。

政治をもっと身近に

今後、啓発活動の対象は中高生や、既に選挙権を得ている大学生へも広げる必要があります。日本では政治を語ることに対する抵抗が少なからずあります。学生と高校生が一緒にワールドカフェを行うなど、政治を語り、意見することが若い人の間に広がれば、政治はもっと身近に、関心が持てるものになると思います。
生活と政治、政治と選挙の関係を授業や課外活動をとおして示し、若い人と政治をつなぐ役割を担いたいと思います。
社会が注目する今こそ、「大学で出来ることは何か」を考え、学生と一緒に活動を続けていきたいと思っています。

自分らしく輝いてほしい

ゼミの学生たちを見ていて思うのは、みんなそれぞれ違う良さがあるということです。だからこそ、自分らしく生きてほしいと願っています。
「自分らしさ」とは、多くの経験を通じて、自分自身で見つけるものです。学生時代に大切な何かを見つけることが出来た人は、社会人として充実した人生を送っているように見えます。
学生たちが杏林大学という場所でもっと輝けるように、これからも全力で頑張っていきたいと思っています。

※記事および各人の所属等は取材当時のものです

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