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大学ホーム>ニュース&イベント>【トピックス】 盆踊り大会で学生が地域の方と交流

「杏コミュニティーズ」が盆踊り大会で宮下町会の方々と交流

八王子キャンパスの3学部の学生と大学院生の有志で構成される「杏コミュニティーズ」は、杏林大学八王子キャンパスが所在する宮下町の地域の方々との交流を大事にしたいと考えている学生たちの集まりです。
地域との交流を深めるための第一歩は、2008年6月21日、宮下町会の方々を八王子キャンパスに招いて行った「杏ジャム作り」でした。
そして7月19日、今度は学生たちが、大学のすぐ近くにある「鶴舞まちの広場」で行われた宮下町会の盆踊り大会に招かれました。学生は会場設営を手伝ったり、町会の方から踊りの稽古や浴衣の着付けを指導いただくなど、今までにない交流がありました。当日は日本人学生4人、中国人留学生6人が参加して、習いたての盆踊りを披露して楽しみました。


<参加者の感想>
前回の杏ジャム作りに引き続き、宮下町会の盆踊り大会にも参加させてもらいました。まず本番の前に行われた2回の練習に参加し、踊りを覚えたのですが、これがなかなか大変でした。何度か踊ったことがあるとはいえ、大分昔のことで、ほとんど記憶にありません。それでも、地域の方々が丁寧に教えて下さったおかげで、なんとか形になるようにはなりました。練習が進むにつれて次第に打ち解け、多くの方と話したのですが、皆さん本当に気さくな方たちで、まるで地元に帰ったかのような安心感がありました。また、私が浴衣を持っていないことを話すと、婦人部の方が快く貸して下さり、着付けまでして下さったことに大変感激しました。久しぶりに浴衣を着て地域の方と一緒に盆踊りを踊った時は、私もこの地域の一員なのだな、と実感することができました。今後も積極的に活動に参加したいと思っています。      

(保健学部臨床検査技術学科1年 丹春菜)


杏ジャム作りに続き盆踊りにも参加し、地域の方々と交流でき大変よかったと思います。私は盆踊りの練習には参加出来なかったのですが、当日に教えて貰いながらできてよかったと思います。私は地元が八王子ではないため、地域の方々と交流がなかったのですが、大学生と地域の方とが交流できるこのような機会があることは良いと感じます。これからも参加したいと思います。         

(外国語学部英語学科2年 横山有希)

今回、私は盆踊り大会に前日の準備から参加させて頂きました。当日はそこで親しくなった方々と盆踊りを愉しみ、初めての体験ながらとても有意義な時間を過しました。私は今年の1月から宮下町に住み始め、杏林大学の学生を除けば近隣との繋がりはありませんでした。それが前回の杏ジャム作り、今回の盆踊りを通じて地域に根付いた交流を深めることで、初めて自分自身が宮下町の一員になれた気がしました。
当日は友人の留学生も参加し、多くの杏林の学生が町内の方々と触れ合いました。より多くの学生が地域と密着し、杏林大学と宮下町の人々が常に助け合える親密な関係を築けたらいいと思います。     

(国際協力研究科国際文化交流専攻1年 池田尚広)

お盆というのは仏様にお供え物をする盆のことで、本来は夏の季節に精霊に捧げる供養の「器」のことを指していた。一方、いわゆるお盆の行事とは盂蘭盆会(うらぼんえ)のことで、インドで始められ、中国で新しい要素を加えられて日本に伝えられた。このお盆の行事が日本に伝えられたのは推古天皇の時代で、日本古来の祖霊崇拝と結びついて、お盆は正月とともに先祖の霊を迎えて祀る行事となった。『仏説盂蘭盆経』にあるとおり、お盆の行事は旧暦の7月15日を中心に行われていたが、明治になって新暦に改められた際に、新暦の7月15日に行う地域、月遅れの8月15日に行う地域、旧暦の7月15日にあたる日に行う地域にそれぞれ分かれることとなった。
7月19日、八王子市の宮下町にて、盆踊り大会が開催されました。私は、長野県の松本ボンボンに行ったことはありましたが、町の盆踊り大会に行くのは今回が初めてでした。会場は小さいですが、照明設備もあり、勿論、露店も出ていて、焼きそばやアルコール類の販売をしていました。
7時を過ぎると、いよいよ盆踊りが始まりました。「東京音頭」「大東京音頭」「滝山音頭」。櫓の上は浴衣を着た日本人の奥様達が中心、また、櫓の下を囲むように、子供たち、若い人など、多くの人たちが踊っています。最初は、ここに集まる人たちの目的は、日本の浴衣を見たり露店を冷やかしたりなのかと思いきや、なんとみんなが盆踊りを踊るために来ていたのです。「東京音頭」が始まった頃から、もう櫓の周りに二重にも自然に輪が出来て、みんな仲良く踊っているのです。暗くなって来るにつれて、盆踊りもどんどん盛り上がって来ました。盆踊りは、ダイエットのために、健康のために、友達作りに、趣味として、貴重な催しだと思いました。    

(国際協力研究科国際医療協力専攻2年 邵飛)

2008.08.22