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2024年春出発 ウーロンゴン大学 留学体験記

体験記

外国語学部 観光交流文化学科

安部 結梨奈

渡航期間:2024.4~2024.12

私はオーストラリアのウーロンゴン大学に約9ヶ月間留学しました。初めの6ヶ月はウーロンゴンカレッジでEnglish Studyというコースを受講しました。クラスには日本人、中国人、アラブ人が在籍しており、日本人がクラスの大半を占める時もありましたが、国籍関係なく和気あいあいとした雰囲気でした。授業では主に英語の勉強を行いました。初めの授業では基礎の文法や単語を復習し、クラスが上がるにつれて、応用した内容になっていきました。授業はReading, Writing, Listening, Speakingの4つで構成されています。先生によって授業形式が異なり、ゲームなどで楽しみながら学ぶ授業もあれば、ひたすら先生が出す練習問題を解く授業もありました。どちらの授業もためになることが多く、良い学びとなりました。タームごとにそれぞれの分野のテストがあり、特に難しかったのはWritingのテストでエッセイを書くことです。当日知らされるお題に対して、授業で習った書き方や文法を活用しながら数百語のエッセイを完成させます。自分のボキャブラリーをどれだけ活用できるかが鍵になると感じました。杏林大学の授業では長文の英語を書く機会があまりないため、新しい挑戦でした。その後の3ヶ月間は大学準備コースであるETSを受講しました。今までの授業とはまた違った難しさがあり、主にReadingとWritingに力を入れていたと思います。エッセイを書く際も、たくさんの記事や論文を読み、それぞれを比較したり、結合させたりしました。専門用語など分からない単語も多く、自分のボキャブラリーを増やす良い機会になったと感じます。最終課題として1000 wordsのエッセイを書きました。今までに無い経験だったので、苦戦しましたが、先生やクラスの友人に相談し、お互いに助け合いながら完成させることができました。

学校以外では、私にとって第2の家族と言えるほど素敵なホストファミリーに出会えました。私はホストマザーとホストブラザーと一緒に生活していました。毎日美味しい料理を用意してくれたり、オーストラリアの家庭のルールや生活スタイルを教えてくれたりしました。ウーロンゴンはフリーバスが運行されているのですが、私のホームステイ先はそのエリア外だったので大学まで通うのに毎日往復で約$8.5かかりました。留学には他にも様々な費用がかかるので、その点から学生寮に変更している友人もいました。どちらもそれぞれに楽しさがあると思うので、自分に合う方を選ぶと良いと思います。

この留学を得て、学力の面でも人間的な面でも成長できました。楽しいことばかりではなく辛いこともありましたが、自分と向き合う良い機会だったと感じます。この貴重な経験を今後の人生に活かしたいです。

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体験記

外国語学部 観光交流文化学科

 山田 結葉

渡航期間:2024.4~2024.12

私はオーストラリアのウーロンゴン大学に約9ヶ月間留学しました。人生で初めての海外だったので初めは不安だらけでしたが、一緒に渡航した友達、ホストファミリー、オーストラリアでできた新しい友達のおかげで1ヶ月ほど経ったころには現地での日常生活に慣れることができました。この9ヶ月間は私にたくさんの経験と考える時間も与えてくれました。ウーロンゴンはとても自然豊かな場所で良いところでした。シドニーにも電車で行くことができるのでよく友達とごはんを食べに行ったり遊びに行ったりしました。レストランに入るのも、注文をするのも一苦労でしたが、貴重な経験になり、関連する英単語やフレーズを知ることもできました。

授業コースは、English Study、Academic Skills、English for Tertiary Studiesの3種類を受講していました。そのなかでもEnglish for Tertiary Studiesは特に難しかったです。リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングすべてのレベルが一気に上がって毎日初めて見る単語を調べたり意味を推測したりしながら授業を受けていると、あっという間に時間が過ぎていきました。この授業が一番、英語読解力の向上に役立ちました。

私が成長を感じたことの1つは、留学中に6回行ったプレゼンテーションです。最初の頃は翻訳機を使いながら文章を考えて暗記して話していました。最後の頃になると緊張はすごくしましたが、翻訳機を使わずに自分の言葉でプレゼンテーションをすることができるようになっていました。

もう1つ成長を感じた点はホストマザーとの会話がスムーズにできるようになったことです。毎日ホストマザーの英語を聞き、耳が慣れていきました。初めの頃に理解が出来ていなかったことが何ヶ月か後に「あの時そんなことを言っていたのだね」と答え合わせができるようになったのはとても嬉しかったし、お別れする時はとても寂しかったです。とても温かい人たちに囲まれている生活でした。

大学内では、日本に興味のある他の国から来た人が集まって話せる日本語クラブや、英語で日本人以外の人と交流ができるコンバセーションクラブで様々な国籍の学生とコミュニケーションをする機会がありました。

留学では何事も自分から行動しないとチャンスを掴めないということも学ぶことができました。留学した9か月間は十分に長い時間ではありましたが、自分が理想とする英語レベルに達するには足りなかったと感じています。英語を話すことに抵抗感はなくなったと思うので日本でも時間を見つけて英語を話したり、聞いたりする時間を増やしていきたいです。

留学中にオーストラリアでハロウィンやクリスマスなど、いくつかのイベントにも参加して、日本とは違う雰囲気を楽しむことができてよかったです。オーストラリアでたくさん写真を撮りましたが、どれも思い出がつまっていて、その思い出が今の私の英語を学ぶ活力になっています。

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体験記

外国語学部 観光交流文化学科

藤森 愛里

渡航期間:2024.4~2024.12

私はオーストラリアのウーロンゴン大学に、4月から12月の約9ヶ月間留学しました。留学はずっと私の夢であり、現地で英語を話せるようになりたい、そしてオーストラリア特有のアクセントの英語を学びたいという強い思いから、この留学を決意しました。いざ現地に到着すると、日本とはまったく異なる文化に最初は少し戸惑いましたが、すぐに適応できました。

 ウーロンゴン大学では、授業の一環として校外学習もありました。動物園を訪れたり、シドニーのハーバーブリッジを歩いてみたりと、座学だけではなく実際に体験できる機会がたくさんあり、クラスメイトとの交流も深まる良いきっかけになり素晴らしい思い出となりました。

授業では、クラスが進むにつれて難易度が上がり、最後のクラスでは英語の小論文のようなレポートを自分で資料を探して書くという課題にも挑戦しました。クラスメイトは中国やUAE、ソロモン諸島などから来た多国籍なメンバーで、意見を交換したり雑談をしたりしながら、共にカレッジの授業を最後までやり遂げることができました。最終的には、ほとんどの英語を聞き取れるようになり、非常に達成感を感じました。

 留学中に最もお世話になったのはホストマザーです。私は9ヶ月間、ホストマザー、ベトナムから来た高校生の女の子、そしてプードル犬と一緒に生活していました。ホームステイの生活は私の想像以上に温かく、家族の一員として迎えてもらいました。毎晩、みんなで一緒に料理をするのが楽しみで、ホストマザーと一緒に色々な国の料理を作ったり、初めて食べる料理を学んだりしました。日本食を提案してみんなで作り、ベトナム料理、タイ料理、イタリアン、そしてベジタリアンデーなど、様々な国の料理を楽しむことができました。ホストマザーには本当に感謝しており、再度オーストラリアを訪れる際は、ぜひ彼女を訪ねたいと思っています。

 オーストラリアの文化で最も素晴らしいと感じたことは「人々」の温かさです。日本では、道を歩いていてすれ違う人に挨拶をすることはほとんどありませんが、オーストラリアではすれ違う人に笑顔を向けて挨拶を交わすのが普通でした。最初は戸惑い、少しカルチャーショックを受けましたが、慣れてくると自分も自然と笑顔になり、とても良い文化だなと感じました。また、バスの運転手にも挨拶をするのが一般的で、時にはお客さんと運転手が雑談をしてバスが遅れたりすることもあり、オーストラリアは本当にフレンドリーな国だと実感しました。

 学校が休みの日には、シドニーに観光に行くことが多かったです。ウーロンゴンからシドニーまでは電車で1時間半ほどかかるのですが、電車は1時間に1本しかなく、少し不便に感じることもありました。それでも、シドニーにはたくさんのイベントや観光地があり、長期間滞在していても飽きることはありませんでした。また、長期休暇中にはメルボルンやゴールドコーストにも旅行しました。オーストラリア国内を旅行するのは、時間や費用の面で比較的リーズナブルで、シドニーからいろいろな場所を訪れるのは非常におすすめです。

 この留学は私の人生において大きな影響を与え、今後もずっと影響を与え続けると感じています。狭いコミュニティーから一歩外に出て、異なる文化を実際に体験することで、私の価値観は大きく変わりました。これからもこの経験を生かして、視野を広げ続けていきたいと思います。

2025年10月14日