外国語学部 英語学科
髙栁 幸平
渡航期間:2024.9.1~2024.12.21
私は、9月から12月までの約3か月間、マレーシアに留学し、IEP(英語集中プログラム)のTOEFL対策をする基礎英語力向上のための授業と、現地の学生も受けている講義に参加しました。9月の初めのころは初の海外生活ということもあり英語を話すだけで緊張してしまい、話しかけられても会話を続けられない日々が続いていました。IEPの授業では、私のつたない英語力を考慮して簡単な文法や単語で話していただいていたにもかかわらず、理解するのに時間がかかったり言葉が詰まってしまうことが多々ありました。ニライ大学で行われる一般の授業はIEPプログラムの授業よりもさらに難易度が高く、初めのころは知らない単語が多く授業の内容の半分も理解できていなかったと思います。日が経つにつれて英語でコミュニケーションをとる環境にも慣れ始め、1カ月半程たったころには日常生活を送るには不自由のないくらいの英語力が身についたとともに、英語で話すことに対する緊張感や恐怖心が薄れてきていました。このころからはIEPの授業で先生に質問したり、自分の意見を簡単に述べたりすることができるようになり、授業に参加している意味を感じられるようになりました。一般の授業でも根拠や説明を求められると固まってしまうことがありましたが、初めのころよりも授業が理解できるようになり、現地の学生とのディスカッションにも参加できるようになりました。
私は本留学で海外で生活することで英語を使ったコミュニケーションに対する抵抗が薄まり、とにかく話して自分の意思を伝える術を身につけることができたと感じています。日本にいたころは無理に英語を使わなくても何不自由なく生活できていたので英語を話す機会が少なかったですが、強制的に英語を話さざるを得ない環境に身を置くことで否応なしに英語を話す機会を与えられたことは、留学に来て最もよかった点に感じます。また今回の留学では、英語力だけでなく自分の価値観とは異なる文化や習慣を知るいい機会ともなったと感じました。マレーシアはイスラム教やヒンドゥー教を信仰している人々が大半を占めており、食生活や水回り、時間の感覚すらも日本とは全く異なるものであったように思います。日本にいるだけでは知ることのできなかった宗教のお祭りや人々のものの考え方を知ることができたこともマレーシアに留学して得られた知見であると思います。


2026年6月8日