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2024年秋 香港中文大学 留学体験記

外国語学部 中国語学科

 髙元 明

渡航期間:2024.8~2025.5

私は香港の香港中文大学に約10ヶ月間留学しました。到着して間もなく交換留学生の歓迎式が行われ、お互いを知り合う良い機会となりました。そこで多くの友人に出会うことができました。友人たちと知り合った後は、一緒にキャンパスに慣れることから留学生活が始まりました。

香港中文大学のキャンパスはまるごと一つの山のような広さで、キャンパス内でイノシシやサルを見かけることもあります。普段は寮からバス停まで歩き、そこからスクールバスに乗って各授業の建物へ向かいます。スクールバスには多くの番号があり、何度か利用するうちに、どこで降りればよいのか、教室の建物名は何かを少しずつ覚えていきました。

日常生活では、クラスメートと一緒にビクトリアハーバー、ビクトリアピーク、ケネディタウン、香港島、香港ディズニーランドなど現地の有名な観光地をたくさん訪れました。さらに香港に近い深圳や清遠にも行きました。食べ物については、私は味の薄い料理があまり得意ではないため、香港で有名な広東料理は相性が良くありませんでしたが、デザートはとても美味しかったです。特に、Bakehouseのエッグタルトは1番のお気に入りです。

学習面では、中国語が比較的得意だったということもあり、前期は中国語学習の授業は取らず、日本文化に関する授業を履修しました。他国から日本がどのように見られているのか知りたいと思ったからです。また、中国現代文学の授業も取り、巴金(バ・ジン)など近代文学の作品を鑑賞しながら、文学的素養を深めることができました。さらに、中国文化について学ぶ授業や、日本映画を鑑賞する授業も履修しました。特に印象に残っているのは『羅生門』を観た回で、先生が「三つの視点」「三つのカメラアングル」「三人の語る物語」という専門的な観点から解説してくださり、作品への理解がより深まりました。

後期は中国語能力を改めて強化したいと考え、中国語の科目を二つ履修しました。これらの科目には校外活動も含まれており、先生が香港の有名な場所に連れて行ってくれ、その歴史やエピソードを紹介してくださりました。そのおかげで中国語の理解だけでなく、香港の歴史についても深く学ぶことができました。また中国の歴史を扱う科目も履修し、中国が古代からどのように変化して現代の姿になったのかを学ぶ中で、大きな気づきを得ました。 さらに、ビデオを活用した科目を二つ履修しました。一つは香港の法律や「一国二制度」について学ぶもので、もう一つは中国の政治を取り上げるものです。この一年間で受けたすべての授業から多くの刺激と学びを得ることができ、香港中文大学での留学を選んで本当に良かったと感じています。

2026年6月8日