総合政策学部 企業経営学科
⼤屋海洲
渡航期間:2024.9~2025.6
2024 年 9 ⽉から 2025 年 6 ⽉まで、台湾の国⽴政治⼤学に交換留学をしました。新しい環境に⾶び込み、⾃分の可能性を広げたいという思いから留学を決意し、⾃分⾃⾝とじっくり向き合う時間を得ることができました。
滞在中は留学⽣の集まる四⼈部屋の学⽣寮で⽣活をしていました。国籍も背景も異なるルームメイトと気が合い、毎晩のように他愛のない話で盛り上がりました。寮の共有スペースでもさまざまな国籍・価値観の⼈々と交流でき、みんなで各国の伝統料理を作って⾷べるなど、多くの思い出ができました。
クラブ活動も充実しており、現地の学生だけでなく、多くの留学⽣が参加していました。僕はサッカークラブに⼊会し、週 2 回の練習に参加しました。現地で買ったサッカーシューズに⽳があくほど夢中で取り組み、本気でゴールを⽬指す仲間と過ごすうちに、⾃分に⾜りなかった貪欲さが芽⽣えたように感じました。ひたすらボールを追う時間は留学⽣活の中でも特に好きな時間で、今後も続けていきたいと思っています。
また、台湾と⽇本の⽂化交流を⽬的とした「台湾⽇本⽂化交流会」や、⽇本⼈の正規留学⽣が主体となって運営している「政⼤⽇本友会」、バドミントンクラブなどにも時折参加しました。留学前は英語と中国語の習得を優先したいという思いから、⽇本⼈同⼠の交流は控えようと考えていました。しかし同じ⺟国語や価値観を持つ仲間と過ごす時間は、⼼からリラックスできる⼤切なひとときで、参加してよかったと感じています。同じ⽇本⼈でも出⾝地や背景はさまざまで、その出会いを通して得た縁や気づきも多くありました。
学内には設備の整ったジムもあり、最初は友⼈に誘われて通い始めましたが、その友人が帰国した後も他の⼈を誘って通うほどお気に⼊りの場所になりました。混雑する時間帯もありましたが、器具を譲り合う光景が日常的に見られ、そこには穏やかで優しい空気が流れていました。
語学⾯では、1 学期に中国語の基礎クラスを履修しました。⽂法や発⾳に苦戦しつつも、⽇常⽣活の中で⾃然と覚えていく⽅が⾃分に合っていると感じ、2 学期からは英語による専⾨授業を中⼼に履修しました。中国語ができなくても⽇常⽣活に困ることはなく、台湾では英語教育が広く浸透している印象を受けました。私が履修した授業では台湾の学⽣と留学⽣が半数ずつ在籍しており、授業スタイルは先⽣によってさまざまでした。台湾の⼈々は事前の印象通り親しみやすく温かく、助け合いの精神が⽇常に根付いていました。また、⾃分のやりたいことに真剣に向き合う姿勢を持つ⼈が多く、そうした気質が台湾の魅⼒のひとつだと感じました。
台湾は地図上では⼩さく⾒えましたが、実際に訪れると魅⼒あふれる場所が多く、1 年滞在してもまだ⾏ってみたい場所が残っています。都市部の雰囲気は⽇本に似ている部分もありますが、⾷⽂化や⽣活スタイルには独⾃性があり、毎⽇が新鮮でした。
留学中は、さまざまな⽬標を持って努⼒する仲間たちに刺激を受け、英語⽇記やストレッチ、ニュース記事を読む習慣を取り⼊れることで、継続⼒のなさという⾃分の弱みを克服できました。また、異なる背景や価値観を持つ⼈々との出会いを通じて、考え⽅がより柔軟になったと実感しています。
同じ時期・環境で留学しても、⼀⼈⼀⼈全く違う経験をしており、留学とは⾃分と向き合い、⾃分だけの学びや気づきを得るための時間なのだと強く実感しました。
このような貴重な経験を実現させてくれた家族、⽇本で⽀えてくださった皆様、そして台湾でお世話になった⽅々に⼼より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。今後も好奇⼼を原動⼒に、さまざまなことに挑戦していきたいと思います。



2026年6月8日