総合政策学部総合政策学科
田中 黎
渡航期間:2025.10~2026.2
私は、ニュージーランドのダニーデンにあるオタゴ大学に2025年10月から翌年2月までの約4か月間留学した。今回の留学の目的は、英語力を向上させることに加え、異文化の中で生活することで視野を広げ、自立して行動できる力を身につけることであった。留学前は英語にある程度の自信はあったものの、英語だけで生活する環境で本当にやっていけるのかという不安もあった。しかし、現地での生活や多くの人との交流を通して、語学力だけでなく考え方や行動にも大きな変化が生まれた。
現地では語学学校に通い、主にスピーキングとリスニングを中心とした授業を受けた。日本の英語教育とは異なり、「正確さ」よりも「伝えること」が重視される授業であり、自分の意見を積極的に発言する姿勢が求められた。当初は、自分の考えを英語でその場で表現することが難しく、発言をためらう場面も多かった。しかし、授業や日常生活で英語を使い続けるうちに、「完璧な英語でなくても伝えようとする姿勢が大切である」と実感するようになり、英語で話すことへの抵抗感は次第になくなった。留学を終える頃には、自分の考えを以前よりも積極的に伝えられるようになったことが、自身の大きな成長であると感じている。
特に印象に残っているのは、ホストファミリーや現地で出会った友人との交流である。ホームステイでは、食事や会話を通してニュージーランドの生活や文化に触れ、家族との時間を大切にする価値観を身近に感じた。休日にはドライブへ連れて行ってもらったり、長期休暇には少し離れた都市まで案内してもらったりするなど、多くの思い出を作ることができた。また、現地でできた友人とは授業外でも交流を重ね、英語で会話する中で価値観や文化の違いについて知る機会も多かった。互いの文化を尊重し合う姿勢に触れ、多様性を受け入れることの大切さを学んだ。こうした経験は、教室での学び以上に自分を成長させてくれたと感じている。
留学中に最も苦労したことは、ボランティア活動への参加である。プログラムでは10時間以上のボランティア活動が必要であったが、大学が紹介する活動と自分の予定が合わず、自ら活動先を探さなければならなかった。英語でメールを送り、日程を調整し、初めて訪れる場所へ一人で向かうことには大きな不安があった。それでも、自分から積極的に話しかけ、分からないことはその場で確認することを心掛けた結果、海洋環境を守るボランティア活動を無事に終えることができた。この経験を通して、不安があっても一歩踏み出すことで新たな学びや出会いにつながることを実感した。また、英語を「勉強するもの」ではなく、「実際に課題を解決するための手段」として使えるようになったことも大きな収穫であった。
今回の留学で最も成長した点は、自ら考え行動する力である。異国の地では誰かが助けてくれるのを待つのではなく、自分から動かなければ状況は変わらない。その環境の中で、課題に対して主体的に取り組み、周囲と協力しながら解決する姿勢が自然と身についた。また、ホストファミリーや友人との交流を通して、人とのつながりの大切さや相手を理解しようとする姿勢も学ぶことができた。
4か月間という決して長くはない留学生活であったが、語学力だけでなく、自分自身の考え方や価値観を大きく成長させる貴重な経験となった。今回得た経験を一過性のものにせず、今後も英語学習を継続するとともに、新しい環境にも積極的に挑戦し続けたい。そして、この留学で身につけた行動力や国際的な視野を、将来の学業やキャリアにも生かしていきたい。



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外国語学部英語学科
橋本 茉奈実
2025.10~2026.2
私は、ニュージーランドのダニーデンにあるオタゴ大学の語学学校に4か月間留学しました。異文化に興味があり、ニュージーランドの文化や英語を学ぶことを目的に留学を決意しました。海外へ行くこと自体が初めてだったため、留学当初は不安が大きく、日本が恋しくなることも多くありました。また、現地の人は話すスピードが速く、ニュージーランドならではのスラングも多かったため、聞き取るだけでも苦労しました。しかし、日々生活する中で少しずつ英語にも慣れ、自然とコミュニケーションが取れるようになりました。
学校では、午前中に英語の4技能をバランスよく学びました。毎回新しい単語やフレーズを習得できるため、日々新しい発見があり、楽しく学ぶことができました。午後の授業はスピーキングを中心とした内容で、ニュージーランドの文化について学んだり、アイデンティティや広告、ゲームなどさまざまなテーマについてグループで話し合ったりしながら、自分の意見を発表する機会が多くありました。
語学学校は日本人学生が約9割を占めており、最初は驚きましたが、学習意欲の高い学生が多く、刺激を受けながら充実した時間を過ごすことができました。また、中国出身の学生など日本人以外のクラスメイトとも積極的に交流し、英語で会話する機会を増やすよう心掛けました。先生方も親しみやすく、ユーモアがあったため、毎日の授業を楽しく受けることができました。
ホストファミリーは、高校生の子ども3人とホストマザーの4人家族でした。最初は緊張して思うように会話ができず、部屋で過ごす時間が多くなってしまいました。しかし、このままでは成長できないと思い、自分からニュージーランドについて質問したり、その日の出来事をできるだけ伝えたりするよう意識しました。ホストマザーは私の拙い英語にも真剣に耳を傾けてくれたため、少しずつ自信を持って話せるようになりました。また、初めての海外生活で孤独を感じないよう、いつも気にかけてくださったことがとても印象に残っています。ホリデーには一緒にフェスティバルへ出かけたり、私の誕生日には野生のペンギンを見に連れて行ってくれたりと、多くの思い出を作ることができました。ホストファミリーのおかげで安心して生活を送ることができ、心から感謝しています。
この留学で最も成長できたと感じるのは、積極性です。学校や街、ホストファミリーの家でも、最初は自分から話しかけることができず、相手の反応を待ってしまうことが多くありました。しかし、自分から積極的にコミュニケーションを取るようになると、ニュージーランドの人々(キウイ)はとても温かく、笑顔で応えてくれることに気づきました。日本では自分の意見をあまり伝えられない性格でしたが、ニュージーランドでは自分の考えを求められる場面が多く、自分の意見を伝えることの大切さを学びました。この4か月間で、積極的に行動する力が大きく身についたと感じています。
また、ニュージーランドは私が想像していた以上に治安が良く、人の温かさを感じられる国でした。お店でクレジットカードを落としてしまった際には、「海外では戻ってこないだろう」と諦めていましたが、お店の方が保管してくださっており、無事に手元へ戻ってきました。また、街ですれ違う人が笑顔で挨拶をしてくれたり、バスの運転手さんが気軽に話しかけてくれたりするなど、日本ではあまり経験できない温かな人とのつながりを感じることができました。
この4か月間で、私は語学力だけでなく、人との関わり方や積極的に行動することの大切さも学ぶことができました。楽しいことばかりではなく、大変なこともありましたが、それらを含めてすべてが自分を成長させてくれた貴重な経験だったと感じています。この留学を通してニュージーランドが大好きになりました。この経験を今後の人生にも生かしていきたいと思います。




オタゴ大学時間割
2026年8月6日