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2023年度秋出発 チェンマイラチャバット大学 留学体験記

2外国語学部 観光交流文化学科
石井 智果
2023.8~2023.12

 私は、約4か月間タイのチェンマイラチャバット大学に留学しました。幼少期にタイに住んでいた影響で今回の留学を決めましたが、タイの良さを改めて感じる充実した日々を送ることができました。チェンマイはバンコクから飛行機で北に約1時間のところに位置しており、山に囲まれた自然豊かな場所で、落ち着いて過ごすことができました。バンコクと比べても物価が安く、屋台のタイ料理屋からおしゃれなカフェ、ショッピングなど4か月では到底足りない魅力的な場所でした。

 タイ留学に行き良かったと思えた一番の要因は、友人に恵まれたことです。特にタイ人、ブータン人、中国人、カンボジア人の学生と仲良くなり、充実した時間を送れたのはこの友人たちがいてこそでした。長期間他の人と暮らすのが初めてで不安も大きかったのですが、ブータン人のルームメイトが本当に優しく、助けてもらいながら過ごしました。また、私の拙い英語を理解しようとしてくれるのが非常に嬉しかったですし、もっと英語を上達させたいと思うきっかけになりました。

 タイでは11月にロイクラトンというお祭りがあり、同時期にコムローイ祭りというチェンマイの一大イベントが開催されます。今回は残念ながらコムローイを揚げることはできませんでしたが、タイ人の友達と現地人のお祭りの過ごし方を体験することができ、貴重な経験になりました。

 大学ではEIC(English for International Communication)学科の学生として過ごし、タイ人や他国からの留学生と一緒に英語で授業を受けました。この学科の授業以外も受けることができたため、興味のある航空系のクラスも履修しました。授業時間が1コマ3時間からで、一限は8時からのためしっかりと授業に集中できるのか心配でした。しかし、適度な休憩時間と参加型の授業が多かったため、授業時間はあっという間でした。唯一タイ語を英語の授業で受けるのが大変で辛かったですが、学習してすぐに実生活で活かせるためやりがいがありました。航空系のクラスでは実際の飛行機の内部が大学内に設置してあり、実物を見ながら学ぶことができ楽しく授業を受けることができました。この授業を受けたことで、就きたい職業を明確にすることができたのが良かったです。

 4か月間あっという間でしたが、楽しかったことも辛かったことも総じて一歩成長できたのではないかと感じています。ここでの経験を糧にこれからも語学の勉強を頑張りたいと思います。

2024年12月21日