International Programs留学体験記

中国語圏

外国語学部 中国語学科 龔 家佑

私はこの1年間の留学を通して多くのことを学びました。私が留学を通して一番の収穫だと感じたのは外国の友達が多く出来たことです。大学に韓国人の方が多かったので韓国人を始め、中国、インドネシア、タイ、ウクライナ、スペイン、ポーランド、ニジェール等多くの国の友達ができました。他の国の文化に触れることで学べることも多かったです。最も衝撃だったことは外国の人は食事中でも、遊んでいる時でも政治の話をするということです。日本に住んでいたら考えられない体験だったので、海外を知る良い経験となりました。1年間を通して視野が大きく広がったと思います。また、中国留学を通して最も驚いたことは中国がとても発達している国だということです。食事をするにも物を買うにも全て携帯決算で、現金を全く使わないということです。友達との食事をするときも現金を使うことは一切なく全て携帯決算でした。携帯決算の機能を使って割り勘等もできるので日本に帰ってきて現金を使うのが不便だと感じました。さらに驚いたことは宅配サービスが発達しており、食事や生活用品まで全て宅配ができるということです。そのため、友達と部屋で食事を取る時などは宅配サービスに頼ることがほとんどでした。

また、留学中のルームメイトは僕を強くしてくれたと思います。親から離れて生活するのが初めてだったのに加えて外国人ルームメイトがいる生活が初めてだったので、多くのトラブルもありました。たくさん揉めることもありましたが、その都度自分の中国語力の伸びを感じたので、その経験全てが今考えると必要だったものだと思います。もしルームメイトが日本人だったらここまで成長できていなかったと思います。語学の面でも 勉強面において留学中は、しっかり勉強し規則正しい生活を送ることを心がけていました。授業が午前中だけだったので午後から昼にかけてはカフェや大学図書館で勉強し、なるべく無駄な時間を作らないようにしていました。もちろんテスト後や週末などは外国の友達と出かけたり、お酒を飲むことも多かったです。テストが近くない時はHSKなど検定系の勉強を中心にし、テストが近くなると授業内で学んだことの復習をすることが多かったです。テスト前は勉強時間を増やし、結果2学期目は4回のテストの中でクラス1位を2度取りました。勉強中はなかなか伸びを感じずやめたくなることも多かったですが、続けていれば結果は必ず出ると証明できたと思います。1学期目は上から4番目の中上級クラス、2学期目は上から2番目の中高級クラスに所属していましたが、やはり後半のクラスがかなり難しくて大変でした。中国人の先生や中国人の友達に助けてもらいながらなんとか留学生活を終えることができました。

最後にこの1年間の中国留学は、語学の面でももちろんそうですが、人として成長できた一年だったと思います。住み慣れていない国で生活することによって精神面でも鍛えられ、多くのことにチャレンジできる人になれたと思います。今後はこの経験を生かして大学生活を充実させ、勉強にも励みたいと思います。

北米

外国語学部 観光交流文化学科 藤田美優

カナダのビクトリア大学に留学すると決めたときは期待に胸を膨らませていましたが、出発の日が近づくにつれて不安へと変わっていき、出発の日になると不安と緊張しかなく、この選択を後悔するほどでした。また、カナダに着いてからも4ヶ月半は長く感じ、最初の1週間ほどはとても憂鬱な日々を送っていました。しかし、ホストファミリーや新しくできた友達と過ごしていくうちに、帰りたくないという気持ちに変わっていました。

勉強面では、特にスピーキングで苦労し改めて自分の弱点だと分かったため、なるべく先生やホストファミリー、他国籍の友達とコミュニケーションをとるように心がけていましたが、日本人と一緒にいることも多かったため、自分の意識が低かったと少し後悔しています。また、日本にいる間にもっと英語の基本を身につけ、語彙力を上げてから来るべきだったと何度も思いました。授業では、クラスメイトのブラジル人やトルコ人がたくさん発言や質問をしていて、最初はその積極的な授業態度に驚かされましたがとてもいい刺激になっていました。

生活面では、長い間親元を離れて生活するのが初めてで、身の回りのことは全て自分でやらなくてはいけなかったので大変でしたが、今までの当たり前は当たり前ではなく、もっと感謝すべきことだったと再認識しました。ホストファミリーには小学生以下の子どもが3人もいてマザーとファザーは毎日忙しそうだったにも関わらず、私に対しても自分の子供と同様に優しく接してくれたため、一緒に生活する上で不自由1つありませんでした。さらに、休みの日にはお出かけやキャンプなど様々なことを経験させてもらえました。また、日本人のルームメイトも私に良くしてくれ、何をするときも2人で協力して乗り越えられました。この素晴らしすぎる人たちと過ごせた環境はとても恵まれていたのだと気付き、感謝してもしきれないくらいです。

ルームメイトをはじめとして、同じ日本人でも日本では関わらなかったであろう人たちとカナダで出会って、日本各地に友達ができたことは、私の中で留学をして良かった理由の1つでもあります。また、初めてこんなにもたくさんの外国人の友達ができて嬉しかったのと同じくらい、人に何かを伝え、理解するのは難しいことだと悩みました。しかしそれは相手も同じなので、大切なのは伝えようとする気持ちと理解しようとする気持ちで、それを手助けする手段の1つが言葉なのではないかと思いました。異なった文化を持つ友達と関わることは決して簡単ではありませんでしたが、お互いのことを尊重してどのようにするのがいいか考えたり、気持ちが伝わったり理解できたときの喜びはいつもより大きく達成感がありました。

4ヶ月半の留学生活を通して英語を学んだことはもちろんですが、それ以上に自分は普段からたくさんの人に支えられていて、それらなしにはできなかったと身をもって感じました。ビクトリアでの生活は毎日が新鮮で充実していて、私が得た貴重な経験は一生の宝物になりました。

ヨーロッパ

外国語学部 英語学科 田中由姫

私は2019年9月19日から12月21日までの約三ヶ月間、イギリスのCIE Oxfordに留学をした。CIEは小さな語学学校のため、生徒同士や先生と話す機会を多く得ることができるのが良い点であると思う。生徒はアフリカやヨーロッパなどの様々な国から来ており、初めは慣れない環境に少し緊張していた。しかし生徒たちは皆気さくに話しかけてくれ、居心地がよく、英語を学びやすい学校だと感じた。日本人は5人と少なかったが、学校では日本人同士でもほぼ常に英語で会話をし、意識を高めあうことができていた。そのような仲間とともに留学生活を送ることができて本当に良かったと思う。放課後には学校が主催しているアクティビティも多く、イギリス文化を体験したり、仲間と英会話を楽しんだりなど、学校外でも交流を深めることができた。先生方は私たちが来たばかりの頃から非常に温かく接してくれ、様々な面から気にかけてくださった。素晴らしい先生方には感謝の思いでいっぱいである。

オックスフォードは小さな大学都市でとても落ち着いた雰囲気でありながら、博物館や美術館、伝統的な建物などが点在していることが特徴であると思う。そのため、観光をする面でも楽しむことができる街である。個人的に、ロンドンなどの少し離れた場所に出かけたときには、オックスフォードに帰ってくるとまるで地元に帰ってきたような安心感を得られるほど、居心地の良い街であったと感じている。

語学力に関しては、三ヶ月間を通して大きく成長することができたと思っている。最初の頃は間違えることを恐れて自発的に発言することができなかったが、クラスメイトの雰囲気に影響され、だんだんと英語で意見を述べることが自発的にできるようになっていた。また、現地ではもちろん英語のみで会話をしていたため、個人的には口語表現を多く知ることができたのは、留学で得ることのできる強みの一つであると思う。やはり簡単な返答や相槌の仕方を知っているだけで会話をより楽しむことができるようになると思うし、話の幅が広がると思う。またイギリス特有の発音に関しては、今まで使ってきた発音と異なっていたため最初は苦労した。しかしその違いも言語の面白さだと思い、練習していくうちに自分の発音も変化していき、最終的にはイギリス英語が好きになっていた。

家ではホストファミリーがいつも温かく支えてくれ、最初は学校同様緊張していたものの、だんだんと居心地の良い場所になっていったように感じる。またイギリスの料理は美味しくない、という先入観とは裏腹に、ホストファザーが作ってくれる料理はいつも美味しかった。話すのが得意でない私に対しても、毎日優しく笑顔で接してくれた二人のおかげで、家庭でも自分から話題を振ったりするのが次第にできるようになっていったと思う。

留学全体を通して私は文化の違いや伝統に感銘を受けるとともに、英語の面白さを再認識した。そのため、留学前よりもさらに英語を習得することへの意識が強くなったと感じ、楽しむことができている。この機会に留学を経験することができて良かったと心から思う。

オセアニア

外国語学部 英語学科 伏見野乃花

私は2018年の夏から約11ヶ月間、オーストラリアのサンシャインコースト大学へ留学した。最初の半年間はEAPクラスで、残りの半年間は大学のフルタイムスチューデントとしてデザインを専攻した。前半の半年間はEAP1・2で、主にアカデミックイングリッシュ(英語で学問を探究し意見を発信するための基礎)を学んだ。IELTSの過去問の実践・復習(インプット)で聴く力と読む力を鍛えると同時に、幅広いジャンルについてのアカデミックライティングトレーニングや自分自身のレポート・プレゼンテーションへの取り組みを通して学んだボキャブラリーと文法をアウトプットすることで、半年間という短い期間ながらコミュニケーション英語の土台をつくることができた。日々のクラスの内容や課題の評価内容など、全てが今までの日本での英語学習よりもずっとレベルの高いものだった。中間報告で自分がまだまだレベルに追い付いていないことを知って、辛い思いもした。しかし、クラスのみんなと毎日必死に取り組んだことでいろんな国の人とコミュニケーションする経験を得ることができ、さらにアカデミックイングリッシュだけでなく、先生やホストファミリーとの会話を通して、日常的なコミュニケーション英語のレベルも向上した。後半の、大学での1セメスターはデザインの勉強をした。デザイン専攻は特に、英語ができることは当たり前でクラスが進んでいき、尚且つアジア人が自分一人だけのクラスで、慣れるまでは不安が大きかった。しかしEAPで英語の土台を作っていたから、自分に自信を持つことで段々とクラスの雰囲気になじむことができた。一年間の留学生活を通して、ホストファミリーと本当の家族のように仲良くなり、オーストラリア人の友達もできた。また、中国語学習のために中国人の友達と積極的にコミュニケーションをとったので、英語学習以上の語学留学が自分なりに果たせたと思う。しかしその一年間で何よりも一番「自分に自信をもって挑戦すること」の大切さを心から学んだ。留学に行っていくら学んでも、それを発揮する場所は自分で用意していかなければならないし、それで得た達成感はとても大きく自分を成長させてくれた。今後はこの留学をゴールとすることなく、学んだことを確実に自分のものにしながら更なる努力を重ねていきたい。

その他地域

外国語学部 観光交流文化学科 関田早希
ニライ大学留学 体験記(2019年4月〜2019年12月)

9月1日から12月7日の約3ヶ月間マレーシアにあるニライ大学に留学をしました。ニライ大学は寮の部屋から野生の猿を見かけるくらいとても自然豊かな環境に囲まれている大学です。そしてマレーシアは多民族国家であるため街中を歩けば、スカーフを被ったムスリムの女性がたくさんいたり、英語の他にも中国語やマレー語、タミル語など様々な言語で書かれた看板があって異文化が共存しているとても賑やかな国でした。マレーシア人はお互いの宗教のルールや生活習慣を尊重し合いながら暮らしていて、常に相手を受け入れる姿勢をもっていると感じました。またクラスメイトには中国、シンガポール、インドネシア、バングラデシュの国籍の友達もいて、勉強を教えてくれたり、休日にはクアラルンプールへ連れていってくれ、楽しい思い出がたくさんできました。

今回の留学では語学を学ぶ以上に、多くのかけがえのない人との出会いがあり、人間関係の繋がりや人の優しさに触れて得たものがたくさんあります。マレーシアのような文化形態をもった国で過ごしたことにより、自分自身も一つの考えにとらわれずに、物事を多様な視点で考えられるようになったと思います。授業の前期は英語でライティング、リスニング、リーディングを勉強しました。授業内容自体は難しくはなかったけれど、まだ聞き慣れていない英語での授業であったため、最初は何を言っているのか理解できないこともありました。一か月たっても英語を話せるようにならなかったり、相手の話していることを聞き取れない時もあり何度も悔しい思いをしました。しかし現地の人は私のあまり上手ではない英語を理解しようとしてくれたおかげで、文法や発音の間違いを恐れずに少しずつ会話を続けられるようになりました。英語を話すことの恐怖心はなくなり、上手に伝えられなくても相手に伝えようとする意志をもつことが大事だと分かりました。後期に私はホスピタリティのコースを選択しました。初回の授業からホテルに関する専門的な用語がでてきて戸惑い、授業についていくのがとても大変でした。分からないことは先生やクラスメイトに聞いたり、自分で予習復習を行って理解を深めていき、授業内容もだんだんと理解できるようになっていくのを実感しました。

この留学は同じ杏林大学から留学したメンバーや大学の友達、先生など多くの人に支えられたため、辛いときも乗り超えることができて毎日とても充実した生活を過ごせました。約3ヶ月間というとても短い期間だが、マレーシア留学をして本当に良かったです。こんなにも素晴らしい経験をさせてくれた両親にも感謝の気持ちを忘れずに、今後も引き続き語学力を向上するための努力をしていきたいと思います。