教授
真野 靖久
(MANO, Yasuhisa)

経歴
1985年 南山大学文学部英語学英文学科卒業、日本航空入社
25年に亘る航空会社勤務では、空港や客室の現場におけるサービス業務の他、主に客室乗務員の人事・労務関連業務を担当
その後、京都外国語大学キャリアセンター、拓殖大学就職部にて学生の就職・キャリア支援業務に従事
2015年 関西学院大学大学院経営戦略研究科専門職学位課程修了
2017年 杏林大学外国語学部教授(現在)

先生の専門は何ですか?

Human Resource Management(HRM、人的資源管理)です。経営資源の一つである「ヒト=人的資源」を最大限に活かした効果的な組織(チーム)づくりや、社会問題化している若者の早期離職の現状なども含めた「キャリア形成」について研究しています。
 チームワークやリーダーシップなどがチームのパフォーマンス(例えば、サービス提供時の高いホスピタリティやコミュニケーション能力の発揮など)に与える影響、また、若者が早期離職に至る過程に組織環境が与える影響などが研究テーマです。

なぜ、その専門に興味を持ったのですか?

規制緩和により業界の競争激化が進む中、航空会社で人事施策に深く関わった経験から、「ヒト」という経営資源に大きな関心を持つようになりました。その後、大学で学生の就職やキャリアの支援に関わり、図らずも民間会社の人事担当という「受け手側」と大学キャリアセンター職員という「送り手側」双方の立場を実際に体験したことで、この分野を本格的に学びたいと考えました。

先生の専門分野の「こんなところが面白い」を教えてください。

「ヒト」は、「モノ」「カネ」など他の経営資源と異なり、自らの意思や感情を持ち、成長することができ、他の資源を動かす原動力にもなります。
 本人の意欲や周囲の働きかけ次第で無限の可能性を開花させることもあるでしょう。その一方で、人生とは本人の意思に関係なく、大小を問わず様々な「偶然」や環境要因に左右されることも事実です。しかし、それが「不幸」だとは限らず、自分の望んでいなかった道が結果的に「幸せ」につながる現実は往々にしてあるものです。特にキャリア関連の授業では、広い視野で人生を捉えて欲しいと伝えています。

大学で専門的に学ぶことでこんな未来が?

ホスピタリティに関する専門的な知識を深める目的は、サービス産業の仕事に就くことだけではありません。どのような道に進むにせよ、「ヒト」は社会の構成員であり、仕事に限らず、周囲の人々との人間関係が途切れることはありません。「ホスピタリティ・コミュニケーション」を理解し、自分に合った(自分にできる)リーダーシップを発揮しながら良好な対人関係を築いていくことが大切です。

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