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Faculties & Graduate Schools外国語学部 観光交流文化学科の3つのポリシー

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

外国語学部
観光交流文化学科
外国語学部観光交流文化学科では、教育目標を達成するため、卒業時点までに獲得すべき能力を以下のように定め、卒業の要件を満たし、これらをすべて修得したと認められる学生に、学士(観光交流文化学)の学位を授与する。

(1)高度な外国語運用能力
・母語と英語を、観光・ホスピタリティ分野において実践的かつ高度に運用できる。
(2)コミュニケーション能力
・母語と英語の運用能力だけではなく、他言語および非言語コミュニケーション能力も向上させることを通じて、グローバル社会における良好な対人関係を主体的に築くことができる。
(3)問題解決能力
・知識・技能を活用しながら、自ら問題・課題を発見し、情報分析能力・データ分析能力を活用した客観的分析と柔軟な発想によって問題・課題を解決することができる。
(4)自己表現力・情報発信力
・他者の意見・主張を尊重し理解した上で、議論・交渉の場において自らの意見を明確に表現し、新たな情報を創造・発信することで建設的な主張を展開することができる。
(5)異文化理解とグローバル人材力
・幅広い教養を身につけ、多様な価値観の認識・尊重と適切な正しい異文化理解に基づいて、グローバル社会で他者と協働し活躍することができる。
(6)高い倫理観と社会的責任遂行能力
・自らの社会的使命を自覚し、高い倫理観に基づいて多様化する価値観を受容しながら、地域社会等で周囲をマネジメントし、リーダーシップを持って社会的責任を積極的に果たすことができる。
(7)専門的な知識・技術・技能と活用力
・観光・ホスピタリティに関する基礎知識に加え、ビジネス・地域社会の人的交流を通じた発展を適切に促進させるための専門知識を修得し、それを活用することができる。併せて、医療・保健衛生の基礎知識を踏まえたウェルネスを志向する観光形態に関する専門知識を修得し、それを活用することができる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

外国語学部
観光交流文化学科
外国語学部観光交流文化学科では、卒業認定・学位授与の方針に掲げる能力の修得のために、外国語科目、基盤教育科目、教養科目そして専門科目の4つの科目区分から成る授業科目を体系的かつ順次的に編成し、講義、演習、実習を適切に組み合わせた授業を実施する。カリキュラムの体系を示すために、科目間の関連や科目内容の順次性を番号で表現する科目ナンバリングを行い、カリキュラムマップを作成することで、カリキュラムの構造をわかりやすく明示する。単位制度の実質化を図るため、履修可能上限単位を適切に設定する(CAP制)。また、学生が学修に専念し安定した学生生活を送ることができるよう、アカデミックアドバイザー制度を通して学生支援を行う。
教育内容、教育方法については以下のように定める。

(1)教育内容
(1-1)高度な外国語運用能力を修得するために
・英語を主要な外国語とし、その実践的かつ高度な運用能力の基盤を築くための科目を配置する。
(1-2)コミュニケーション能力を修得するために
・外国語運用能力拡充の基盤形成のために、英語以外の外国語科目として他言語の科目を配置する。
・グローバル社会で通用する対人コミュニケーション力の基礎を涵養するための科目を配置する。併せて、コミュニケーションに関する専門的知識の修得とその実践的応用を目的として、必修及び選択科目を配置する。
(1-3)問題解決能力を修得するために
・学士課程へのスムーズな移行のための初年次教育として、多様な入学者が自ら学修計画を立て、主体的に問題点・課題点を発見する知的習慣の形成を可能にするための科目を配置する。
・多角的に問題を解決する能力の基礎を身に付けるための科目を配置する。
・現代社会における現象や問題を量的アプローチにより分析し、解決策を導くことができる能力を陶冶するための科目を配置する。さらにこの能力を強化するために、「統計学」を設置する。
・自ら問題・課題を発見し、解決する能力を高めるための必須及び選択科目を配置する。

(1-4)自己表現力・情報発信力を修得するために
・日本語での自己表現力・情報発信力を高めるための科目を配置する。
・日本の伝統・歴史・文化を表現・発信することを目指すための科目を配置する。
・国際社会や地域社会における観光の位置づけについて学修した知識や技能を表現・発信するための科目を選択科目として配置する。
(1-5)異文化理解とグローバル人材力を修得するために
・グローバル社会において必要とされる幅広い教養を身につけ、多様な価値観の認識と適切な異文化理解を深めるための科目を配置する。
・グローバル社会において観光がどのような役割を果たすことが求められているかを理解するため、選択科目として配置する。
(1-6)社会的責任遂行能力を修得するために
・地域社会の持続的な発展のために、他者と協調・協働しながら自分の能力を積極的に役立てる力の修得を目指す科目を配置する。 ・予測不可能な将来を見据え自律的に行動し、学士課程修了後に社会的責任を遂行するためのキャリア教育科目を配置する。
(1-7)専門的な知識・技術・技能とその活用力を修得するために
・異文化交流及び観光・ホスピタリティ分野に求められる基礎専門能力と、それらをさらに発展させた専門能力を修得するため、専門分野の体系に基づき、必修科目と選択科目を区別し、学年・学期別の科目配置を行う。
・観光・ホスピタリティに関する基礎知識及び能力を修得するために、1年次に必修科目、2年次以降に専門選択科目を配置する。
・主にホスピタリティビジネスにおいて求められる基礎知識と、その発展に寄与する専門知識と能力を修得するための科目配置する。
・主に社会における異文化交流の空間をマネジメントする上で求められる基礎知識と、その発展に寄与する専門知識と能力を修得するための科目を配置する。
・ウェルネスを志向する観光形態に関する専門知識を習得するための選択科目を配置する。


(2)教育方法
(2-1)グローバル社会での適応能力を修得するために
・グローバル社会での適応能力を涵養するため、海外留学・研修・実習プログラムを積極的に導入する。
(2-2)高い問題解決能力と自己表現力・情報発信力を修得するために
・問題解決能力・自己表現力・情報発信力を修得できる能動的学修(アクティブラーニング)方法を取り入れた科目を積極的に導入する。
(2-3)社会的責任遂行能力の修得のために
・グローバル社会と地域の双方を舞台にした活動体験・現場体験を通して適応能力を涵養するため、フィールドワーク、インターンシップ、ボランティアなどのソーシャルラーニング(社会学修)を積極的に導入する。
(2-4)高度な外国語運用能力を修得するために
・外国語による専門的な知識・技術・技能の修得を図るために、CLIL (Content and Language Integrated Learning)手法を積極的に導入する。


入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

外国語学部
観光交流文化学科
外国語学部観光交流文化学科は、本学科の理念・目的を理解し、その達成に真摯に取り組む意欲のある人材を求めている。具体的には、次のような資質を持つ学生を求めている。

(1)求める学生像、資質
(1-1)実践的な外国語運用能力を身につけ、観光・ホスピタリティに関連する分野で活躍する仕事に就く意欲がある人
(1-2)外国語や日本語で情報や考えなどを的確に理解したり、適切に伝えたりするために、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を持つ人
(1-3)観光交流文化学科での修学について強い好奇心・関心を持ち、問題について自発的に探究し、思考力・判断力・表現力を駆使して、問題解決につなぐ意欲を持つ人
(1-4)外国語や異文化に対する興味・関心を持ち、広い視野や国際感覚、国際協調の精神を身につける意欲を持つ人
(1-5)グローバル社会・地域社会において、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を持つ人
(2)求める学習成果
「卒業認定・学位授与の方針」(ディプロマ・ポリシー)及び「教育課程編成・実施の方針」(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために必要な、次に掲げる知識・技能や能力を備えた人を求める。
(2-1)入学後の修学に必要な基礎学力としての知識や言語運用能力を有している。(知識・理解・言語運用能力)
・高等学校で履修する国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語などについて、内容を理解し、高等学校卒業相当の知識を有している。
・基本的な英語力および日本語運用力と表現力を身につけている。具体的には、(公財)日本英語検定協会による実用英語技能検定準2級に相当する英語運用能力を入学までに身につけている。日本語は、文章読解力、課題に応じて内容をまとめる力などの表現力を身につけている。
(2-2)自分の考えを的確に表現し、伝えることができる。(技能・表現力)
(2-3)知識・技能を活用して、自ら課題を発見し、その解決に向けて物事を多面的かつ論理的に考察することができる。(思考力・判断力)
(2-4)教育、人間、自然、文化などにかかわる諸問題に対する関心を持ち、課外活動・社会的活動・国際的経験を積んだことがある。(関心・経験)
(2-5)積極的に他者と関わり、多様な人々との対話を通して相互理解に努めようとする態度を有している。(態度・主体性・多様性・協働性)