新3年生の就職活動に向けたガイダンスが4月11日に開かれました。「進路選択スタートアップ講座」と題したガイダンスには、井の頭キャンパスでの対面と八王子キャンパスのサテライト会場、それにオンライン視聴であわせて117人が参加しました。
まず就職支援会社の講師が最近の就職環境を説明し、「新卒の求人倍率は1.75倍で、どこでもよければ入れるが、業種や企業規模によって倍率が大きく異なるうえ、来年の数字は保証できず、就職活動をきちんとやらないと、入りたい企業には入れない」と心構えを説きました。そして、「就職しても、結局は辞めたり、つらい思いをしながら働くことにならないよう、納得できる仕事を見つけるのが就職活動だ」としたうえで、将来のミスマッチを防ぐには自己理解と企業理解の両方が大切で、2つを同時に深めることができるインターンシップへの参加を勧めました。
この後、夏休みに行われるインターンシップへの参加を想定した講習が行われ、学生たちはインターンシップ先の企業の選び方や申し込み方法、参加者を絞り込むために行われる選考の対策などをアプリやワークシートを使って体験しました。また、なぜ自分がその選択をしたかを参加者同士で話し合い、今後の面接などに役立つ言語化と伝え方の実践的な練習をしました。
ガイダンス後のアンケートで学生たちからは「今までは他人事だったが現実味を帯びてきた」「先輩の状況を具体的な数字で知り、就職活動を意識することができた」「実際にインターンシップに申し込むことで意欲が上がった」などの声が聞かれました。さ来年春の入社を目指す新3年生の就職活動は、夏のインターンシップに参加するための選考が始まる6月頃から事実上スタートします。
2025年4月11日