総合政策学部の3年生が就職活動に備えて採用面接などを体験する「就活トライアル」が6月14日に行われました。
必修科目「キャリア開発演習」の一環として毎年春と秋の2回行われているもので、3年生全員と去年に続けて履修している一部の4年生、あわせて285人が参加しました。
多くの企業が採用選考に取り入れている面接とグループディスカッションの模擬体験に加え、それらに臨む際のマナーの講座や就職活動で比重を増しているインターンシップの講座も行われました。
このうち面接は、学生2~3人が一緒に面接を受ける集団面接の形で行われ、面接官役の講師が、学生たちがあらかじめ提出しているエントリーシートをもとに、学生時代の経験や自分の短所を尋ね、答えによってはさらに質問を重ねる、いわゆる「深堀り」をしました。講師は、企業で実際に面接をする採用担当者が務めており、面接終了後には、学生一人一人に良かった点や改善すべき点を伝える「フィードバック」も行いました。
3年生とあって面接は初めてという学生も多く、集団面接では他の学生が質問に答えている際の「聞く態度」も評価されるなどという実践的なアドバイスを早速メモしていました。
また、インターンシップ講座では3年夏に参加するインターンシップの探し方やエントリーの方法も学んで、実際にエントリーも体験しました。学生たちにとっては就職活動を身近に感じ、取り組みに拍車をかける「就活トライアル」の1日になりました。
2025年6月14日