公務員を目指す学生のために、国・地方自治体の人事担当者を招いて、仕事内容、試験内容など公務員就職についての理解を促す「公務員合同業務研究セミナー」が、9月27日に井の頭キャンパスで開かれました。
このセミナーは、今年が初開催となり、総合政策学部、外国語学部、保健学部の3学部から53名の学生が参加したほか、近隣大学からも45名の学生が参加し、計98名が熱心にセミナーに臨みました。
当日は、国税庁、文部科学省、東京税関、家庭裁判所、埼玉県、特別区、三鷹市、警視庁、東京消防庁の9団体から人事担当者を講師としてお招きしました。
プログラムは2部構成で、第1部は参加者を3つのグループに分け、それぞれに割り当てられた3団体からの説明会を実施しました。説明会では、業務内容や仕事のやりがい、採用試験などの紹介がありました。第2部は参加者が興味のある団体のブースを自由に訪問し、説明を聞いたほか、質疑応答の時間には積極的に質問をしている様子もみられました。
参加した学生からは「公務員の多様な職種について1日で知ることができ、有益な時間だった」「色々な団体の話を聞けてとても有意義だった」「今まで視野に入れていなかった職業も知ることができ興味が湧いた」「就職についてしっかり考えることができた」などの感想が寄せられ、公務員の仕事の幅広さや実際の業務内容について理解を深める良い機会となりました。
今回のセミナーを通じて、学生たちは公務員としての多様なキャリアパスを知り、自らの将来について具体的に考えるきっかけを得ることができたようです。今後も、学生の進路支援に力を入れ、より充実したプログラムの提供を目指してまいります。



2025年10月7日