Faculty of Social Sciences学部長挨拶

総合政策学部の学び

学部長
大川 昌利
(Masatoshi Okawa)

 総合政策学部では30年以上前の学部創設以来、学際教育を重視してきました。社会現象を多角的に考え、バランスのとれた総合的な判断力を有する人材を社会に送り出していく必要性は、グローバル化が進展し、テクノロジーが飛躍的に発達した今日、益々高まっていると言えます。

 井の頭キャンパス移転と同時に導入した現在のカリキュラムでは、こうした学際教育をそれまでと比較してさらに推進してきたところです。新入生は法学、経済学、政治学、経営学等の社会科学の様々な分野への導入科目である「ベーシック科目」を幅広く学び、そのうえで二年生からの専門分野を決定しますが、その後も自らの興味関心に従って、比較的自由に専門科目を履修することが可能になっています。「なりたい自分」に近づくために、既製服ではなくオーダーメイドの「自分ならではの学び」、「自分だけの学び」を設計できるのです。

 また、総合政策学部がこれまで力を入れてきたのがグローバル化への対応です。日本の社会自体のグローバル化の進展を踏まえ、現カリキュラムでは語学教育を一段と強化し、留学の機会も積極的に増やして参りました。特に、将来国際的な仕事に従事したい学生のために、GCP(グローバル・キャリア・プログラム)を井の頭キャンパスでスタートさせ、初年度からの英語の集中的学習に加え、留学や英語による専門科目の履修によって国際的社会人として活躍できるための素地を養うこととして参りましたが、その成果は着々と実現しつつあります。

 今後は、時代の新たな要請である情報化の進展を如何に教育内容に盛込んでいくべきかについて早急に検討を進めていく予定です。AI(人工知能)やIoT(物のインターネット)の発達やビッグデータの活用等、情報化の急速な進展は私たちの社会を根幹から変えつつあり、今後、人々の働き方や生活のあり方にも大きなインパクトを与えることが予想されます。未来を担う学生諸君のために、こうした動きを如何に学部教育の中で採り上げていくことが適当か、日々議論を重ねているところです。

 新たな時代を切り拓く総合政策学部の今後にぜひご期待ください。