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医師への道を歩み始めて

医学部医学科
1年 寺山 礼子
(2021年9月取材)

 子どもの頃から父親に、「董奉(とうほう)という医師が、診療代の代わりに患者達に杏の苗を植えてもらった。やがて、その地域は生い茂る杏の林で豊かになった」という中国の故事を聞いてきた寺山さん。相手を思いやる心、徳を積むことの大切さを教わってきたといいます。現在、この故事が由来の杏林大学で医師への道を歩み始めています。

小児科医を目指して

 小学生の頃から実家では、児童養護施設で暮らす、家庭を知らない子どもを夏に 1 週間預かってきました。さらに中学生の頃からは、養護施設で子どもと交流するボランティアも行ってきました。
 心身が健康でない子どもたちとも接することで、医師として子どもを支援したいと思うようになりました。「小児科の先生が授業で、病気の治療だけでなく、成長を支えられることもやりがいと話していたことで、思いを新たにしている」と言います。

ハンセン病の歴史から学ぶ

 授業の一環で、ハンセン病の歴史を学ぶことで、新型コロナウイルス感染症が蔓延する現在の社会で起きている偏見や差別、医療・社会問題などの類似点も考察することができました。寺山さんは、専門家を招いた講演会の運営スタッフに立候補したり、文献や資料を探して学びを深めたりしました。そして、「見慣れない外見や疾患を怖がる心理や差別は誰にでもありえる。大切なのは、正しい知識を持ち、どう行動するか」だと学びました。

相手を思いやる医師へ

 理想とする医師になるためには、「在学中から多くの経験を積むことが大切。仲間と切磋琢磨して医学の技能をしっかり身につける他に、留学や他学部生とも交流することで視野を広げたい」と展望を語っています。

※記事および各人の所属等は取材当時のものです

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