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[レスター医学英語セミナー] 医療、医学について学びながら英語力を高められる

医学部医学科
2年 吉田 沙織さん
(2019年取材)

医療、医学について学びながら英語力を高められる

1年生のころから留学したいという願望をいだいていました。このプログラムは、医療、医学について学びながら英語力を高められる点が、大きな魅力でした。自分の英語力に自信がなく、内容が理解できないのでは、という不安がありましたが、研修に参加した先輩の話を聞いて、このチャンスを逃してはいけないと思い、参加を決めました。
留学では、海外の大学の雰囲気を経験すること、現地で見聞を広げること、英語に慣れることの3つを目標に設定しました。
授業では、主に医療面接とイギリスの医療について学びました。加えて、3人のグループで主要な病気について調べたことを最終日にポスター発表をするため、その準備を日々進めていきました。

日本人の先生や医学生、研修医など多くの講義を受講

医療面接の講義を受けていない1・2年生は、出発前に矢島先生が事前学習を行ったため、セミナーにスムーズに参加することができました。医療面接は、模擬患者を相手に問診をします。その様子をテストされたり、病気について調べたことをポスター発表したりとゴールが設定されていたので、取り組みやすくモチベーションも高く保つことができました。
セミナーでは、日本人の先生や医学生、研修医など多くの方々の講義を受けられ、質問の機会も設けられていたのでとてもよかったです。また、ホスピスや診療所、総合病院などを見学し、そこで働く方々と話をすることもできました。

楽しい時間を過ごしたDay Trip

授業は、月、火、木曜日は朝から夕方まで、水曜日は午前中まで、金曜日はDay Tripとして、バスでオックスフォードやバーミンガムを訪問しました。授業後は外食にでかけたり、レスターの町を散策したり、近くのサッカースタジアムにサッカー観戦に行ったりしました。
土・日は完全にフリーで、リバプールやロンドンに足をのばしました。リバプールではビートルズの聖地をめぐったり、ロンドンではアフタヌーンティーをしたり、ミュージカルをみたり、がっつり観光してとても楽しい時間が過ごせました。
3週間のプログラムとしては十分すぎるほどの内容で、大変充実した日々を過ごすことができました。

英語でコミュニケーションがとれたことの嬉しさ

到着してからは自分の語学力のなさを痛感させられました。飲食店では、ごく短い会話も発音が悪いのか何度も聞き返されたりして恥ずかしかったです。
だんだん耳が慣れてくると、授業中の先生の話はかなりわかるようになっていきました。これまで英語を使う機会はほとんど無かったため、英語でコミュニケーションがとれるとシンプルに嬉しく感じました。セミナー後半は、授業で質問をするなど積極的になれたと思います。

逆境に打ち勝つ

レスター大のキャンパスでは、24時間利用できる図書館やラウンジ、学習スペースで毎日多くの学生が熱心に勉強をしていました。彼らの学習意欲を強く感じ、刺激を受けました。キャンパスの設計も解放感があり、整った環境が素晴らしかったです。ポスターは文献を探してまとめ、自国との比較を行いながら作成しました。ポスターセッションでは説明や質疑応答など全てが初めてで、それを英語で行わなければなりませんでした。しかし、なんとかやり遂げることができ、達成感を味わえました。
ただ、外食をしたり、チケットを買ったり、買い物をしたりするにもいつものようにはいかず、小さなトラブルはいくつも経験しましたし、慣れないイギリスの食事や常に集団行動をとることも大変でした。しかし、海外で学ぶ利点は、苦労しながら学び、大袈裟に言えば、逆境に打ち勝つ経験ができることにあると思います。日々受け身で過ごしてきた私にとって大変貴重な経験になりました。このセミナーに参加した私は、しなかった場合よりもこれからの学生生活を確実にモチベーション高く過ごすことができると思います。

※記事および各人の所属等は取材当時のものです

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