Faculty of Foreign Studies英語らしい発音ができるとリスニング力が上がる―ポップスを使って発音を改善

キーワード 発音、リスニング、スピーキング
講師 小林 輝美

英語と日本語の発音の決定的な違いは、英語では脱落、消失、連結、同化、弱形が多く発生することです。例えば「チェケラー」のように1単語であるかのように聞こえるものが、記述すると“check it out”という3つの単語となります。それらを「チェック イット アウト」と日本語の発音で単語で区切って読んで覚えてしまうと「チェケラー」と一致しないので聞き取れないということになるのですね。(ちなみに「チェケラゥ」になる仕組みは、checkとitが連結、itとoutが連結、outのtが消失、itのiはもともと日本語のイとは異なりエにもなり得る、itのtがl化です。)例えば欅坂46の「アンビバレント」という曲に“Ambivalent about”という歌詞が含まれていますが、“Ambivalent”はカタカナで表現するなら「アンビバレント」ではなく「アンビブルン」であり、“about”は「(ァ)バウ」です。この曲を歌う時は連結しませんが、2つの単語が連結すると「アンビブルンタバウ」、または「アンビブルナバウ」となります。他にも欅坂46の「二人セゾン」という曲に含まれる“What made you do that?”はどのように発音されるでしょうか。

消える音、つながる音、弱くなる音を自分で発音できるようになるとスピーキング力が上がります。そして、自分が発音できる音は聞き取れるようになりますからリスニング力も上がります。よく耳にする身近な邦楽や洋楽を使って発音を改善しましょう。