受験生サイト サークル紹介 学生支援ポータル 学納金サイト  [在学生・保護者専用]

Faculty of Foreign Studies毎日が異文化体験!

キーワード 異文化,コミュニケーション,仕事
講師 荒川 みどり

外国で仕事をして生活してみたい、いろいろな国の人と出会いたい、言葉が好き、教えることが好き、というみなさんに日本語教師の仕事についてご紹介します。

日本語を教えるにはどんな勉強をすればいいのでしょうか。初めてのクラス、日本語が全く分からない学生に日本語だけを使って日本語を教えることは可能でしょうか。

教師と教科書しか日本語の見本がないところで、なぜか教師よりきれいなひらがなが書けるようになった女子学生、漢字の形を見ただけで再現してしまう写真のような記憶力の留学生、朝ご飯の前に食堂までずっと教科書の日本語を暗唱しながら歩いている学生たち、信念として敬語は絶対に使わないし教えるべきでもないと考えるベテランの日本語教師…。

外国語として言葉を教える教師にとって、仕事場はいつも二つ以上の文化や社会の境界の上にあります。そこでは自分の考え方やものの見方が、ときにはゆさぶられ、ときには自信をなくしたり、また、思わぬ出来事に励まされたりしながら豊かに、柔軟に変っていきました。

将来どんな仕事に就こうか考えているみなさんに、こんな仕事もあるということをお話しできればいいと思います。