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大学ホーム外国語学部一般の方出張講義ことばと意味の関係を考える

出張講義

ことばと意味の関係を考える:「黒板消し」では黒板を消せないし、「たい焼き」には鯛が入っていないのはなぜだろう?

キーワード 言語学
可能曜日 水・金
講師 倉林 秀男

文字通り「川の流れに身をまかせ」るとどこまでも流れてしまい命の危険もあるのですが、そうは考えません。「カップラーメンを食べるためにお湯を沸かす」ときと「お風呂を沸かす」ときに使われる「沸かす」は同じ意味ではありません。カップラーメンを食べるときのお湯の温度は100度ですから、そんな熱いお湯に浸かって「いい湯だなぁ〜」となんて言っている場合ではありません。「たこ焼き」には「たこ」の足がちょこんと入っていますが、たこを火あぶりにしたわけではありませんし、「クリームパン」にはクリームが入っているのですが、「メロンパン」にはメロンが入っていませんし、「たい焼き」を買った人が「鯛はいっていないじゃないか!」と怒ることなんて滅多にありません。それからわたしたちの身の回りにも不思議なことがたくさんあります。「黒板消し」で本当に黒板を消すことなんてできません。「ふでばこ」には筆も入っていませんし、箱でなくてもいいのです。私たちの<ことば>ってかなりいい加減なことがたくさんあります。身近なことばからはじめ、某アイドルグループの歌詞なども取り上げながらこのいい加減な<ことば>について、ちょっとだけ考えてみましょう。それが言語学の扉を開くことになっていくのです。

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