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英語学科 倉林ゼミナール

学んでいる内容(研究テーマなど)

ゼミナールでは、<ことば>についてじっくり考えています。わたしたちは、普段は自分の話している<ことば>について、あまり意識することはありません。<ことば>にはいろいろな、役割や働きがあります。そのなかでも、わたしたちの<ことば>は人を励ます、どきどきさせる、だます、笑わせる、悲しませるという様々な働きがあるという点に注目してみると、あらたな発見や疑問が生まれてきます。こうした、発見や、疑問はみんなでディスカッションをしながら考えてみると、今まで考えたことのなかったことがらに出会います。最終的には、人の<こころ>を動かす<ことば>について、身近な例を取り上げながら言語学的に考え、それを卒業論文にまとめていきます。

ゼミの特徴

ゼミでは言語学の基本的な知識を得るために、少し難しめの本をグループで読んでいます。問題点はみんなで共有して、ディスカッションをしたり、教員が解説をして理解をするようにしていきます。そして、「どうして、このコントはおもしろいのか?」とか「なぜ、この歌詞は心に響くのか?」ということを言語学的に説明することができるようになることが目標です。

受験生の皆さんへ向けたメッセージ

英語学科
教授 倉林 秀男

わたしたちの生活から<ことば>を取り除いたらどうなるでしょうか?とっても暮らしにくくなります。おそらく、苦しくなってしまうというひともいるかもしれません。それだけ<ことば>は私たちの身近にあり、なくてはならない存在です。この<ことば>について、大学の4年間じっくり考えて、<ことば>の壁にぶつかったり、面白いことを考えてみたりしませんか。映画、歌、マンガ、小説、ミュージカル、新聞、ツイッター、みんな<ことば>が必要ですよね。いっしょに学問の世界を探索してみましょう。

英語学科准教授 倉林 秀男
  • このゼミナールを選んだ理由は?

    「本当の勉強を知る」私がこのゼミナールを選んだ理由は、このことばが決め手です。強い興味を持ち、本当の勉強とは何だろうと思いました。「ことば」について学ぶこのゼミナールは、当たり前のように使っている、読んでいることばに疑問を持ち、考えて調べて理解することの繰り返しをしています。実際にゼミナールが始まってから、日常的に使用していることばに疑問を持って、そのことばについて考える時間が増えました。(寺島)

  • ゼミの雰囲気はどうですか?

    雰囲気は元々顔見知りの人がほとんどなので、良い意味で人間関係に緊張感がないかと思います。まだ思ってることをはっきりと伝えられる関係ではないかもしれませんが、普段の授業内でのディスカッションや、ゼミ合宿、杏園祭を通し、さらに良い関係を築けることが楽しみです。(寺島)

  • 就職を目指している業界や、取得を目指している資格はありますか?

    杏林は先生、友人と親しくなれますし、授業、留学、サークルも面白いものがあります。ですが、いくら環境が整っていても楽しくするのもつまらなくするのも自分次第です。特に授業や留学に関しては、何を目的に選択するのかが重要で、自由に授業が組めるからこその難しさだと思っています。1つの事に関してなぜ?と考える時間を充分に取っても大学生活では時間が余るくらいです。将来の夢がない人でもなぜ?を考えていく事で、少しずつやりたい事が分かってきます!私もその内の1人です! なぜ?を一緒に考えてくれる友人、サポートしてくれる先生が杏林大学には沢山います。(清原)

  • 受験生の皆さんへ向けたメッセージ

    現在は広告業界に興味があります。理由は、ゼミで言語学を学んでいる事と、ビジネスコミュニケーション演習の授業です。なぜある広告は面白いのか、人の興味を惹きつけるのかをゼミナールで言語学的な観点から学んだ上で、街中にある広告を見ると面白いので制作側に携わってみたいと思ったからです。取得を目指している資格はMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)です。普段のレポート、プレゼン制作で操作は慣れていますが、より効率的な資料作成が社会人になってできる為に取得しておきたいと考えています。(清原)