本プログラムは、2022年度より総合政策学部の学生を対象として開設され、個人情報保護やデータ倫理、情報セキュリティといったネットリテラシー、文書作成・表計算、データの扱い方、プログラミングや情報処理、AIのしくみなどを学びます。リテラシーレベルよりも高度なデータサイエンスやAIに関する基礎知識や技術を修得し、それらを活用する能力の育成を目的としています。
本プログラムは、文部科学省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)」に認定されています(認定の有効期限2028年3月31日まで)。
本学は付属病院を有する総合大学として、医療系をはじめ、文系理系を問わずデータサイエンス関連科目の拡充を進めています。総合政策学部においては、令和4年度の新カリキュラムより、特色のある教育として3つのプログラムが用意されています。その1つがデータデザインプログラム(以降、DDP)です。DDPは、急速に進むデジタル化社会に対応できる人材の養成を目的とし、データの意味を創り出す「データ・デザイン」という考え方に基づき、データから新しいビジネスを発見し創造する力や、データを用いて課題を解決する力を身につけられる科目構成となっています。この中で、特にデータサイエンスに関連する科目で構成された「杏林大学データサイエンス標準教育プログラム(応用基礎)」(以降、本プログラム)を設けており、指定された科目を修得することで、修了認定を受けることができます。本プログラムは、「入門」、「応用基礎」、「発展」で構成されており、「入門」と「応用基礎」の科目を必修とし、学生の修学目的に応じて「発展」の科目を選ぶことができます。また、本教育プログラムは、 DDPに参加していない学生においても、該当科目を修得することにより、修了認定を受けることができます。
本プログラムの基盤となる「入門」と「応用基礎」、および修学目的に応じて科目を選択する「発展」で構成されています。「入門」と「応用基礎」については、すべての科目を必修とし、「発展」の科目は、選択して履修します。
「入門」と「応用基礎」に設けられている認定科目は、データサイエンスのエッセンスを学びます(認定科目の単位取得が本プログラムの修了要件となります)。
「発展」に設けられている推奨科目は、データサイエンスを学ぶための基礎科目や、データサイエンスを応用する科目を配置しています。
詳しくは、カリキュラムマップをご参照ください。
認定科目と推奨科目が設定されています。認定科目および推奨科目の詳しい内容は、ユニバーサルパスポートのシラバスまたは履修案内をご参照ください。
認定科目は、数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアムのモデルカリキュラム(応用基礎レベル)に準拠した内容で構成されています。
「認定科目」を必ず履修して下さい。「推奨科目」は、各人の必要に応じて履修してください。本プログラムの参加申請等の手続きは不要です。
すべての認定科目について単位を取得して下さい。単位の取得によって本プログラムの修了が認定されます。また、DDPに参加していない学生においても、該当科目を修得することにより、修了認定を受けることができます。
修了証の発行方法については、別途お知らせします。