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Graduate School of Health Sciences研究科長挨拶

保健学研究科長
研究科長 田口 晴彦

 保健学研究科は、杏林大学の建学の精神である「眞・善・美の探究」を理念とし、保健・医療、福祉、心理領域における高い知識と技術を持つ高度専門職業人の養成、研究者の養成、大学教員の養成を目的としています。

 博士前期課程は保健学専攻、看護学専攻、臨床心理学専攻の3専攻からなり、社会の様々な分野において、指導的立場で活躍できる人材を養成するためのプログラムが準備されています。特に看護学専攻では、臨床現場で期待されている、「がん看護」、「クリティカルケア看護」、「精神看護」の高度実践看護師(専門看護師)の養成に力を入れています。また、臨床心理学専攻は公認心理師国家試験の受験資格を付与できるプログラムとなっています。課程修了者には修士の学位が与えられます。

 博博士後期課程は保健学専攻、看護学専攻の2専攻からなり、研究立案から成果発表に至る高い専門性を修め、博士論文を公表することで博士の学位が与えられます。

 2019年に始まった新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、医療、保健医療体制、そして人間が本来持つ社会的なつながりに大きな影響を与えました。また同時に、保健学研究科が対象とする研究領域の重要性を再認識させました。是非、私たちと一緒に世界を見据え、俯瞰的な視点をもって研究を進めて行きましょう。

保健学研究科の理念と目的

保健学研究科は、“眞・善・美の探究”という本学建学の精神に則り、「保健、医療、看護及び福祉の専門分野において、広い視野と豊かな学識を有し、専門性の高い業務を遂行する人材、並びに研究能力を有する人材を養成することを目的とする。

1.保健学専攻 博士前期課程では、学部教育や職業経験により培った知識・技術をさらに高め、専門職としての卓越した判断力と実践力、および指導力とマネジメント能力を持った高度専門職業人を養成する。 博士後期課程では、前期課程で培われた専門能力と識見、科学的な思考力をさらに深化させて、学問的基盤を確立するとともに、学際的・国際的な視野に立って諸課題を探究できる研究・教育者を養成する。

2.看護学専攻 博士前期課程では、学部教育や職業経験により培った知識・技術をさらに深め、卓越した看護実践力、および指導力とマネジメント能力を持った看護師・保健師・助産師を養成する。また、「がん看護」「精神看護」に関する専門看護師、感染管理や医療安全管理の指導者も養成する。 博士後期課程では、現代社会における看護・保健領域の複雑かつ多様な看護ニーズに応えるために、博士前期課程で培かわれた看護学の専門能力と識見、看護感性をさらに深化させて、学問的基盤を確立するとともに、学際的・国際的な視野に立って諸課題を探求できる研究・教育者を養成する。