私(楊旭)は第46期日中笹川医学奨学金の助成を受け、今年4月に杏林大学大学院国際協力研究科開発問題専攻の博士後期課程に入学しました。現在、宮首弘子教授の指導の下で、医療通訳に関する研究を行っています。
2025年4月16日(水)、日中笹川医学奨学金制度第46期研究者認定式が東京・赤坂の日本財団ビルで開催され、第45期研究員の張含煙先輩と共に、招待を受けて式典に出席しました。
式典で、私は「今後の3年間、宮首先生の指導のもとで、中国高齢者層の越境医療や日中医療文書の翻訳といった実際の課題に対して、病院での実地調査を通じて解決策を探求したいと考えています。」「学位を取得して帰国した際には、医療翻訳者の人材育成システムを確立し、言語技能労働者として専門的な能力で日中医療協力の架け橋となれるよう尽力し、医療翻訳のさらなる可能性を開拓していきたいと思います。」と決意を表明しました。
宮首教授からは、「杏林大学は先んじて大学院で日中通訳者・翻訳者、そして医療通訳者の養成と研究を取り組み、優秀な人材を送り出しています。」「これからの3年間は長いようで短い。ゼミの先輩や後輩と切磋琢磨して、楊さんならではの研究成果を持ち帰って、中国の医療通訳者養成に寄与するよう期待しています。」と励ましのコメントを寄せていただきました。 今後、私は宮首教授のご期待を胸に、学問に精進し、真摯に研究に取り組み、笹川医学奨学金の栄誉と使命に応えたいと存じます。医療通訳の研究を深めて、実際的な課題を解決し、日中医療面の連携に微力ながらも貢献できるよう努力していきます。
国際協力研究科開発問題専攻 楊旭
<中国語版>
我叫杨旭,荣获第46期中日笹川医学奖学金项目的资助,于今年4月入学杏林大学大学院国际合作研究科,攻读开发问题专业博士课程。目前,在宫首弘子教授的指导下,研究医疗口译的相关课题。
2025年4月16日(周三),第46期中日笹川医学奖学金项目攻读博士学位研究员及博士后研究员认定仪式在东京赤坂日本财团大厦召开,我与第45期研究员张含烟前辈一同应邀出席了此次仪式。
仪式上,我表达了对未来学习的坚定决心:“未来三年我将跟随宫首老师的指导,通过医院实地调研,为中国高龄群体跨境就医、中日医疗文书互译等实际问题探究解决方案。”“期待学成归国后推动建立医疗翻译人才培养机制,让语言技能工作者以专业能力架起中日医疗合作的桥梁,开拓医疗翻译的更多可能!”
宫首教授点评道:“杏林大学研究生院在中日口译、笔译以及医疗口译的培养与研究方面处于领先,培养出了众多优秀人才。”“接下来的三年看似漫长,实则短暂。希望你能与研究室的前辈和后辈们互相切磋,不负所托,用自己的研究成果为中国的医疗口译人才培养作出贡献。”
今后,我将牢记宫首教授的期许,踏实学习、潜心研究,不负笹川医学奖学金的荣誉与使命。深入开展医疗口译研究,解决实际问题,为中日医疗合作贡献绵薄之力。
国际合作研究科开发问题专业 杨旭
2025年5月23日