国際協力研究科では、学期毎に院生による授業評価アンケートを実施しTeacher of the Year を選出しております。
2025年度春学期在学生のアンケート結果に基づいて、今回評価が高かったのは嵐洋子教授が[ Teacher of the Year 2025(春学期)]に選出されました。10月15日(水)に坂本ロビン国際協力研究科長より表彰が行われました。
■受賞した嵐教授のコメント
受講生の皆様からこのような高い評価をいただき、大変うれしく思います。
2025年春学期には、「音声学・音韻論Ⅰ」と、日本語教育の分野で修士論文を執筆する大学院生を対象とした「論文指導」を担当しました。
「音声学・音韻論Ⅰ」では、日本語の音声学・音韻論に関する基礎的な知識と、音響分析の基本的な方法を理解し、実際に分析できるようになることを目的としています。授業では、文献から理論を学ぶと同時に、実際に発音を行いながら学習を進めています。また、受講者による文献発表の際には、単に内容を紹介するのではなく、「発表者が教師となって教える」立場で取り組んでもらっています。発表する側も聴く側も、より深い理解が得られるとともに、活発な意見交換が生まれるためです。 授業を通して、私自身も多くの学びと気づきを得ることができました。今後も、大学院生の学びを支え、共に成長できるよう、研究と教育の両面から取り組んでまいりたいと思います。

2025年11月3日