本研究科では、グローバル・コミュニケーション専攻に関する専門家・研究者を養成するために第1セメスターから担当教員(以下、指導教授)の指導により、修士論文作成指導を行っている。(これを重視するために、8 単位という単位数をあてている。)指導教授の指導により、自己の目的に対応した履修計画を立て、体系的な履修を行うべきである。
第1セメスターから第4セメスターまでの通常の履修方法の概要を示すと次の通りである。
第1セメスター開始時 | 論文指導の指導教授の決定をする。 指導教授と相談の上、履修計画書※ 1 を提出する。 履修申告※ 2 ・登録(以後、各セメスター開始時に必ず行われなければならない)を行う。 |
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第1・第2セメスターの履修 | 10科目(20単位)以上取得(基礎的な研究、ツールとしての理論、原理の修得に努めねばならない)することが望ましい。 |
第3 ・第4 セメスターの履修 | 5科目(10単位)以上取得することが望ましい(ただし、第 4 セメスターでは論文指導のみを履修し、論文作成の準備をすべきである)。 |
第4 セメスター開始時 | 修士論文の提出 |
大学院学生は、事例に関する具体的なテーマを持ち、学問的なアプローチをもって講義を履修し、基礎的な科目を含め、国際協力にかかわる普遍的な原理、原則、方法論等を学ぶとともに、論文指導において指導教授があらかじめ準備したプログラムに基づいて履修を行うこととする。
論文指導において、大学院学生は、自らの目的に沿って指導教授から必要な指導を受けつつ資料の収集・分析を行い、その成果に対する評価を受ける。
通常の4 セメスター履修の場合
第1〜第3セメスター …… 専門分野に関する科目(11科目22単位以上)
第1〜第4セメスター …… 論文指導(修士論文作成)
自専攻の科目より、7 科目(14単位)以上を履修し、自専攻と他専攻合わせて11科目(22単位)以上を履修すること。
指導教授による修士論文指導科目である。原則として第1セメスターより履修するものとし、単位(8単位)は、学位論文審査および最終試験に合格した後、一括認定する。
論文指導U-1・2(選択各2 単位)は、当該科目担当者ならびに指導教授の承認の下に、指導教授以外の指導を受けるものである。(修士論文副指導科目)
成績は履修セメスター終了時に(半期)に付与する。
論文指導V-1・2(以下「論文指導V」と呼ぶ。)は、指導教授の承認の下に、学生が主体的にキャンパス外において、論文作成に必要な研究・調査活動を行う場合の科目である。
論文指導Vの履修として認めるのに必要な研究・調査活動期間は1 ヶ月以上とし、履修計画書を事前に国際協力研究科教務委員会(以下教務委員会という。)に指導教授の承認を得たうえで提出する。教務委員会では、提出された履修計画に示された活動が、論文指導Vに該当するか否かについて審議する。履修計画書は、研究・調査活動を行う2 ヶ月前に提出すること。