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Graduate School of International Cooperation教員紹介(専攻別)

項 目 内 容
教員名 古本 泰之
教員名フリガナ フルモト ヤスユキ
職名 教授
所属 観光交流文化学科
専門分野(学部) 観光開発論
ある地域が観光開発によってどのように変容していくのかについて、博物館・美術館の設置という活動の背景の分析を通じて、明らかにすることを試みている。
担当科目(学部) [外国語学部]観光学入門、観光調査法、観光まちづくり論、テーマで学ぶ現代社会3(国際社会と地域社会)、社会と大学3、ゼミナール1〜3(3〜4年生)、卒業論文・プロジェクト指導、サービスラーニング1・2、フィールドスタディ4(国内観光振興研修)[他学部など]コミュニティ・ベースド・ラーニング概論
担当科目(大学院) [国際協力研究科]論文指導(前期課程)、研究指導・特別研究指導(後期課程)
研究テーマ 観光地開発論、観光地における文化施設
略歴 広島県広島市生まれ
1999年 立教大学社会学部観光学科 卒業
2001年 立教大学大学院観光学研究科観光学専攻博士課程前期課程 修了
2005年 立教大学大学院観光学研究科観光学専攻博士課程後期課程 単位取得満期退学
2005年 杏林大学外国語学部外国語学科 講師
2009年 杏林大学外国語学部観光交流文化学科 准教授
2021年 杏林大学外国語学部観光交流文化学科 教授
(現在に至る)

[非常勤講師]
2016年度〜:川村学園女子大学観光文化学科「テーマパーク事業論」(2023年度〜)、「観光まちづくり論」(2022年度)ほか
2022年度〜:駒沢女子大学人間総合学群「国内観光資源研究A(東京・首都圏)」「国内観光資源研究B(東日本)」
(このほか東京立正短期大学・信州短期大学・立教大学・帝京大学で担当経験)
主要研究業績 [主たる著書・論文など(2005年度以降)]
2023(単著)「観光資源としての祭礼と温泉地」『温泉』第91巻3号.
2023(共著)「総説「杏林型ウェルネスツーリズム」の構想立案と実施およびその妥当性検証の研究」『2022年度 杏林大学地域総合研究所紀要』.
2023(単著)「日本の高原型観光地における美術館の集積をアート・ツーリズムへと展開する上での課題—静岡県伊東市伊豆高原地域を事例とした試論—」『杏林大学外国語学部紀要』第35号.
2022(単著)「地域特性としての温泉信仰と観光まちづくり」『温泉』第90巻4号.
2022(共著)「日本国際観光学会らしい観光学—未来の観光研究—」『日本国際観光学会自由論集』Vol.6.
2022(単著)「生活文化としての温泉と世界遺産」『温泉』第90巻3号.
2022(単著)「地域固有の資源を守り・活かす「エコツーリズム」」『温泉』第90巻1号.
2021(単著)「観光地の美術館・博物館」『郷土史大系 観光・娯楽・スポーツ』朝倉書店.
2021(共著)「観光とホスピタリティ産業」『郷土史大系 観光・娯楽・スポーツ』朝倉書店.
2021(共著)「高齢社会人向けのアクティブラーニング科目の成果と課題−「高齢社会における地域活性化コーディネーター養成プログラム」での学習と実践活動を通じて−」『観光ホスピタリティ教育』第14号.
2021(単著)「高原観光地域に集積する美術館による観光振興における課題−山梨県北杜市清里地域の現状を通じた検討−」『杏林大学外国語学部紀要』第33号.
2021(共著)「テキストマイニング分析からみた防災ゲームの学習効果の検討」『杏林大学地域交流推進室論集』第1号.
2020(共著)「被災地の観光まちづくりにおける「地域の文脈」の影響―岩手県釜石市と福島県相馬市における活動主体の比較を通じて―」『杏林大学研究報告』第37巻.
2020(単著)「日本における「観光施設」としての美術館の分布と展示内容の傾向―旅行ガイドブック掲載施設を事例とした試論―」『杏林大学外国語学部紀要』第32号.
2020(共著)「リゾート・観光地における芸術家の長期的滞在と観光的魅力の創造―類型化を通じた研究課題の整理―」『長期滞在型・ロングステイ観光学会論集』Vol.4.
2019(単著)「博物館・美術館」『観光の事典』朝倉書店.
2019(単著)「日本における観光資源としての「美術」に関する文献についての時系列分析」『杏林大学外国語学部紀要』第31号.
2019(共著)「地域を舞台とした教育と活動を通じた学生の学び−大学COC事業の展開を通して−」『杏林大学研究報告』第36巻.
2016(共著)『tsunagaru 地域とわたしたち』杏林大学地域交流課.
2015(共著)「外国語学部におけるホスピタリティマナー教育に対する受講学生の意識 : 杏林大学外国語学部「ホスピタリティ実習」を事例として」『杏林大学外国語学部紀要』第28号.
2014(単著)「観光地域における「芸術活動」の観光資源化としての美術館集積−静岡県伊豆高原地域・長野県安曇野地域を事例として−」『日本国際観光学会論文集』第21号.
2013(単著)「博物館と美術館」『よくわかる観光学1』朝倉書店.
2013(単著)「静岡県伊豆高原の観光地形成過程においてアートイベントが果たした役割」『杏林大学外国語学部紀要』第23号.
2012(単著)「書評:真板昭夫・石森秀三・海津ゆりえ編著(2011):エコツーリズムを学ぶ人のために」『観光ホスピタリティ教育』第6号.
2011(共著)「博物館・美術館」『よくわかる観光社会学』ミネルヴァ書房.
2011(単著)「書評:山口一美・椎野信雄編著(2011):はじめての国際観光学」『観光ホスピタリティ教育』第5号.
2010(共著)「大学の観光教育における就職支援の試み「就職活動シミュレーション」『観光ホスピタリティ教育』第4号.
2009(共著)「付論 観光学の入門書・概論書からみる観光研究の広がり」『観光学全集第1巻 観光学の基礎』原書房.
2009(共著)「観光まちづくりの事業主体に関する研究」『産業構造の高度化(その3)−経済社会の変化とその産業構造に与える影響』日本産業リサーチセンター受託研究報告書−別冊.
2009(単著)「観光地域形成における美術施設の設立と集積−静岡県伊東市伊豆高原地域を事例として−」『杏林大学外国語学部紀要』第21号.
2007(共著)『観光実務ハンドブック』有斐閣.
2007(共著)『観光学大事典』木楽舎.

[主たる学会発表(2005年度以降)]
2025(共著)『旅館における外国人人材の日本語運用の課題: 静岡県伊豆地域の旅館を事例として』日本観光ホスピタリティ教育学会第24回全国大会.
2024(共著)『国のワーケーション事業は地域にどのような成果をもたらしたか〜新たなロングステイヤーの芽生え〜』ロングステイ観光学会第8回年次大会.
2024(共著)『温泉地におけるワーケーション施設の現状と課題について』ロングステイ観光学会第8回年次大会.
2022(共著)『コロナ禍における子育て支援の試み—地域活動から見えてきたこと』第13回日本子ども虐待医学会学術集会.
2022(共著)『温泉地との地域連携による大学観光教育の実践と課題〜杏林大学・東伊豆町ウェルネスツーリズムプログラムの事例』日本温泉地域学会 第36回研究発表大会.
2019(共著)『震災復興過程における観光まちづくりの取り組みへの地域特性への影響』日本観光研究学会第34回全国大会.
2013(共著)『地域の文化資本から見た観光地の価値の古典化について』日本観光研究学会第28回全国大会.
2008(共著)『Podcastを用いた観光学音声資料配布システムの作成』日本観光研究学会第23回全国大会.
2008(共著)『「就職活動シミュレーション」の成果と課題』日本国際観光学会第9回全国大会.
2008(共著)『Podcastを用いた観光学音声資料配布システムの作成』日本観光研究学会第23回全国大会.
2006(共著)『観光を学ぶ学生の旅行経験と生活志向』日本観光研究学会第21回全国大会.
2005(共著)『文科系学部におけるe-learning開発の試みと実践』日本e-learning学会2005年度学術講演会.

[その他]
2025(コーディネーター)『ウェルネスツーリズムをめぐる産学官連携の意義と可能性』杏林大学地域総合研究所フォーラム2025(於杏林大学井の頭キャンパス)
2025(講演)『三鷹にようこそ!「観光」という視点から、三鷹の歴史や魅力を考える』三鷹市文化財講演会(於三鷹市公会堂さんさん館)
2024(講演)『温泉を対象とした大学観光教育』日本温泉地域学会・温泉観光士養成講座(於杏林大学井の頭キャンパス)
2024(コーディネーター)『シンポジウム:地域におけるロングステイの取り組み』ロングステイ観光学会第8回年次大会(於オンライン)
2023(講演)『地域資源を活用した観光開発・観光振興』田原市観光まちづくり実践塾(於田原市役所)
2023(講演)『温泉を対象とした大学観光教育』日本温泉地域学会・温泉観光士養成講座(於杏林大学井の頭キャンパス)
2023(インタビュー)「特集 伝統文化ふれあい事業 街なかで、和の体験」『ラララMAGAZINE』Vol.8.
2022(特別講座)『温泉を対象とした大学観光教育』日本温泉地域学会・温泉観光士養成講座(於杏林大学井の頭キャンパス)
2022(パネリスト)『大学コンソーシアム八王子による地域貢献と教育』第19回全国大学コンソーシアム研究交流フォーラム(於東京たま未来メッセ)
2022(話題提供)『杏林大学における市民聴講生(公開講座)の状況』三鷹市マチコエ 労働雇用グループ 会合.
2020(単著)「【観光学へのナビゲーター 34】観光によるまちづくりとオーバーツーリズム」.『観光経済新聞』
2019(単著)「東京都八王子市でのMICE誘致における「観光要素」の寄与可能性―ゼミナールでの教育活動を通じて―」『観光Re:デザイン』
所属学会 日本観光研究学会、日本観光学会、日本観光ホスピタリティ教育学会(副会長・事務局)、日本国際観光学会、日本ミュージアム・マネージメント学会、ロングステイ観光学会(理事)、観光学術学会、日本温泉地域学会、韓国・観光レジャー学会
関連サイト 教員が語る研究することの面白さ
ひとことメッセージ 皆さんが「観光」という言葉に対して持つイメージは、ホテルや航空会社など、産業の現場での接客といった華やかなものかもしれません。そのイメージへのあこがれ・夢を持つことはとても大切です。

ただ、観光は、それだけにとどまらない社会全体に幅広い影響を及ぼす現象で、その中には観光地にどうやってお客さまが来てくれるのか、異文化コミュニケーションのあり方など、たくさんの完全には解明されていないテーマがあり、現在世界中の多くの人々が取り組んでいます。

観光を勉強するということは、就職に役立つだけではなく、知的な冒険でもあるのです。そんなチャレンジングな分野について少しずつ一緒に学んでいければと思います。