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医学教育学教室

教室専任教員

教授 赤木 美智男
准教授 冨田 泰彦 矢島 知治

教室概要

「医学教育学」は、平成15年1月に医学部に設立された部門です。オフィスは、第2病棟D棟の3階にあり、「医学教育学研究室」と称しています。付属病院の一部門である「総合研修センター」(後述)のオフィスも兼ねています。私どもの主たる仕事は、医学部のカリキュラムの改善・卒後の初期臨床研修・教育スタッフの能力向上(Faculty development: FD)などについての調査研究・計画立案・実施です。部門設立以来、医学教育学研究室が関与した具体的な仕事は次のようなものです。なお、これらの教育活動は、学内外の多くの方々の協力の賜物であります。日頃からご協力を頂いている皆様に厚くお礼を申し上げます。


教室の活動と実績

新カリキュラムの全体像の設計

平成16年度入学生から施行されているカリキュラムの全体的な枠組みを作りました。また、後述の分野別認証評価に関連して、平成28年度入学生から施行されている新カリキュラムの枠組みにも関与しました。これらは教授会・教務委員会のメンバーをはじめ、教員の多くの方々のディスカッションに基づいて作成されました。


医学教育分野別評価への対応

平成22年の米国ECFMGの宣言を契機に、日本の全医学部・医科大学が国際的な評価基準に基づいた「医学教育分野別評価」を受けることによる、医学教育の質保証への取り組みを開始しています。本学も平成28年度の入学生から、この評価基準をクリアできるカリキュラムでの教育を開始しました。この新カリキュラムの策定にあたり、医学部の各関係者との調整を図りながら、対応策を立案しました。

本学は平成30年度にこの分野別認証評価を受審する予定ですので、それにむけて準備中です。


初期臨床研修必修化に対応する研修プログラムおよび研修体制の整備

平成16年度以降の医師免許取得者で、将来臨床に携わる医師はすべて、厚生労働省の定める要件を満たしている病院において2年間の初期臨床研修を受けなければなりません。初期臨床研修委員会(現、卒後教育委員会)委員長(赤木)・副委員長(冨田)として、この新制度に対応するためのさまざまな業務に係ってきました。


新しい専門医制度に対応する院内体制の整備

平成30年度から日本専門医機構が制度設計を行い、対応する専門領域の学会が指導・管轄する専門医の教育制度が実施されることになっています。杏林大学医学部付属病院は全19専門領域において基幹病院として2年間の(初期)臨床研修を修了した医師に対する専門研修を行います。「専門研修プログラム連絡協議会」の議長(赤木)として、各部署と協議しながら新しい制度に対応するための準備を行っています。


臨床研修関連のFD

  • 臨床研修指導医講習会(ワークショップ)(2005年〜2016年、第1回~第24回、年2回、春と秋に開催)
  • 客観試験問題作成ワークショップ(2008年〜2011年、年2回開催)
  • その他、チュートリアルに係わるもの、統合カリキュラムに係わるもの、医学教育分野別評価に係わるもの、など

総合研修センター(旧職員教育室)

平成18年4月より杏林大学医学部付属病院に勤務している医療従事者に対しての教育研修業務を担う新しい部門として「職員教育室」が開設され、平成24年度より名称が「総合研修センター」に変更されました。看護部や医療安全管理部と連携しながら、医療上の安全管理に関する教育的研修や専門的知見の提供を目指して、各種の研修会や講演会を企画、開催(共催)および協力をしています。また、臨床研修や専門医制度に関する様々な実務も総合研修センターが担当しています。

  • 生命危機に関わる診療行為に関する研修
  • 「酸素療法」「呼吸管理」「インスリン注射」に関する講習会
  • 研修医対象の勉強会(輸液・栄養、抗菌薬等)
  • 院内蘇生講習会(BLS・AED)
  • 接遇・マナーに関する研修
  • 鏡視下手術院内認定講習会
  • CVC(中心静脈カテーテル)認定講習会および研修医対象CVC実技試験
  • アナフィラキシーショック研修(静脈注射認定看護師研修の一部、保健学部成人看護学大学院講義)
  • 研修医向け外科縫合講習会
  • BLS・ICLS・採血・静脈注射・点滴・膀胱留置カテーテル等のシミュレーション実習(研修医オリエンテーションの一部)
  • 杏林ICLS(救急総合診療科の医師や救急・集中治療部門看護師らの主催するICLSが当施設CSLで月1回定期開催されており、物品等を整備している)

クリニカル・シミュレーション・ラボラトリー(CSL)

2007年4月よりCSLが開設されました。医学部、保健学部や看護学校などの卒前教育、卒後の医師・看護師、ほか医療従事者を対象に色々な診療行為の模擬実習(シミュレーション)ができるシミュレーターを取り揃えています。また救急科、麻酔科医師、救急総合診療科および看護部の協力のもとで院内蘇生(BLS)講習に加えて、救急総合診療科の若手医師らが中心となって二次救命処置(ALS)に関わる蘇生講習会(ICLS講習会)が開催されています。CSLは平成19年~28年度での年間平均では7,007名(延べ人数)、多くの方々に幅広く利用されています。なおCSLは本学の職員や学生であれば、個人またはグループの研修の場として積極的に活用いただけます。詳細はCSLのサイトを参照下さい。


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