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医学教育学教室は、平成15年1月に赤木美智男(現特任教授)を初代教授として開設されました。令和4年7月までは第2病棟D棟の3階にあり、付属病院の一部門である「総合研修センター」(後述)のオフィスも兼ねていました。現在の本教室は、講義棟A(新講義棟)の6階、603号室にあります。主たる仕事は、医学部のカリキュラムの改善・卒後の初期臨床研修・教育スタッフの能力向上(Faculty Development: FD)などについての調査研究・計画立案・実施です。
令和3年7月より「医学教育学教室だより」を発行しています。医学教育学教室の様々な活動の詳細を紹介していますのでぜひご覧ください。
医学教育学教室は、行動科学(M1、M2)、早期体験学習(M1、M2、M3)、臨床医学総論(M3)、臨床診断学(M4)、プレチュートリアルⅡ(М1)、チュートリアルⅠ(M4)を担当しています。また、臨床実習のM4後期からM5にかけてのBSL(Bed Side Learning)とM5後期からM6のクリニカルクラークシップ(診療参加型臨床実習)の統轄も担当しています。学外施設における臨床実習や国際交流も推進しており、英国University of Leicesterで行われる医学英語セミナー(M1~M4希望者対象)、M6でのクリニカルクラークシップの海外プログラムを提供しています。卒前教育では、医師に求められる基礎的な態度、知識、技能を身につけることを目標とした実践的な学びを提供します。
また、医学教育の質保証に取り組み、医学部の各関係者との調整を図りながらカリキュラムを立案しています。その成果として、杏林大学医学部は平成30年度に「医学教育分野別評価」を受審し、令和2年4月に世界医学教育連盟(WFME)の国際基準に適合していると認定されました。
さらに、卒後教育を中心に病院職員の教育・研修を担う「総合研修センター」と連携し、臨床研修プログラムおよび研修体制の整備、専門医制度に対応する院内体制の整備等を実施しています。本教室は、卒前教育、卒後教育両方を把握することにより、卒前・卒後の円滑な移行とともに、教員(指導医)だけでなく、専攻医・研修医も後輩の医師や学生を指導する屋根瓦式教育を推進しています。
総合研修センターの詳細は 総合研修センターのサイト を御参照下さい。
教育手法に関する研究とそれに伴うツールの開発、運用、評価等を中心に研究活動を行っています。