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医学、生命科学の教育、研究並びに試験に際して動物実験は必要不可欠ではありますが、一方で動物の福祉への配慮を行い、適正に行われる必要があります。そのために本学では、
といった法令や指針等に準拠した「杏林大学における動物実験等の実施に関する規程」を平成19年から施行し、動物実験の適切な機関管理を行っております。
どのような方法で動物実験の成果を得るかは、基本的に動物実験を実施する研究者が科学的合理性に基づくとともに、動物の福祉に配慮し「3R(Refinement, Reduction, Replacement)の原則」に基づいて動物実験計画を立案しなければなりません。立案した動物実験計画の妥当性については、杏林大学内に設置された動物実験委員会(The Experimental Animal Ethics Committee in Kyorin University)の審査を受け、機関承認を得る必要があります。
杏林大学実験動物施設(Institute of Laboratory Animals, Graduate School of Medicine, Kyorin University)では教育・研究を目的とした動物実験を行う教職員に対して、動物の福祉に配慮した飼養維持管理体制と飼養スペースの提供を行っております。
公私立大学実験動物施設協議会のメンバーとして、法改正や社会情勢変化への情報収集を行い、本学における動物実験機関管理をアップデートしています。