氏名 | |
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職位 | 助教 |
所属教室 | |
専攻・専門分野(大学院) |
医学専攻 病態生理学分野(新課程) 生理系専攻 生体機能制御学分野(病態生理学)(旧課程) |
担当科目(学部) | 病態生理学実習 M1プレチュートリアル |
担当科目(大学院) | 医学研究講義 II 『自閉症スペクトラム障害における感覚処理および運動機能の特性』 |
専門分野 | 認知神経科学、自閉症、比較認知科学、実験心理学 |
研究テーマ | 脳内イメージングによる自閉スペクトラム症の特殊な感覚処理の解析や、障害のモデル動物を用いて、社会性や、感覚過敏・鈍麻といった感覚処理障害に関わる神経生理基盤の理解を目指しています。 |
略歴 | 2011年3月 立教大学現代心理学部卒 2011年4月 立教大学大学院現代心理学研究科 博士課程前期課程 入学 2013年3月 同修了 2013年4月 京都大学大学院理学研究科生物科学専攻 博士課程 入学 2014年4月 日本学術振興会 特別研究員DC2(受入研究者:正高信男 京都大学霊長類研究所教授)(2016年3月まで) 2016年3月 京都大学大学院理学研究科生物科学専攻 博士課程 修了 2016年4月 国立障害者リハビリテーションセンター研究所 脳機能系障害研究部 流動研究員(2018年3月まで) 2017年4月 順天堂大学医学部・生理学第一講座 非常勤助教(2019年3月まで) 2018年4月 日本学術振興会 特別研究員PD(受入研究者:井手正和 国リハ研研究員)(2019年3月まで) 2018年4月 国立障害者リハビリテーションセンター研究所 脳機能系障害研究部 発達障害研究室 外来研究員(現在に至る) 2019年4月より現職 2023年9月 公益財団法人発達科学研究教育センター:令和5年度発達科学研究教育奨励賞 受賞 |
所有する学位 | 博士(理学) |
論文・著書等を含む主要研究業績 |
詳細な業績は researchmap 研究者総覧 をご覧ください
Chakrabarty M*†, Atsumi T*, Yaguchi A, Fukatsu R, Ide M*†: State-Anxiety Modulates the Effect of Emotion Cues on Visual Temporal Sensitivity in Autism Spectrum Disorder. European Journal of Neuroscience 54:4682-4694, 2021. doi: 10.1111/ejn.15311 (* Equal contribution, † Corresponding authors) Umesawa Y*†, Atsumi T*†, Chakrabarty M, Fukatsu R, Ide M: GABA concentration in the left ventral premotor cortex associates with sensory hyper-responsiveness in autism spectrum disorders without intellectual disability. Frontiers in Neuroscience 14:482. 2020. (* Equal contribution, † Corresponding authors) Ide M*†, Atsumi T*, Chakrabarty M*, Yaguchi A, Umesawa Y, Fukatsu R, Wada M: Neural basis of extremely high temporal sensitivity: Insights from a patient with autism. Frontiers in Neuroscience 14:340, 2020. (* Equal contribution, † Corresponding author) Yaguchi A, Atsumi T, Ide M: Tactile Temporal Resolution. (Invited) Encyclopedia of Autism Spectrum Disorders. Springer doi: 10.1007/978-1-4614-6435-8_102347-1 Umesawa Y†, Matsushima K, Atsumi T, Fukatsu R, Wada M, Ide M†: Altered GABA concentration in brain motor area is associated with the severity of motor disabilities in individuals with autism spectrum disorder. Journal of Autism and Developmental Disorders 50:2710–2722, 2020. († Corresponding author) Masataka N, Koda H, Atsumi T†, Satoh M, Lipp OV: Preferential attentional engagement drives attentional bias to snakes in Japanese macaques (Macaca fuscata) and humans (Homo sapiens). Scientific Reports 8:17773, 2018. († Corresponding author) Atsumi T, Ide M, Wada M: Spontaneous discriminative response to the biological motion displays involving a walking conspecific in mice. Frontiers in Behavioral Neuroscience 12:263, 2018. 井手正和,矢口彩子,渥美剛史,安啓一,和田真: 時間的に過剰な処理という視点から見た自閉スペクトラム症の感覚過敏. BRAIN and NERVE 69:1281-1289, 2017. Yamaguchi Y*, Atsumi T*, Poirot R*, Lee YA, Kato A, Goto Y: Dopamine-dependent visual attention preference to social stimuli in non-human primate. Psychopharmacology 234:1113-1120, 2017. (* Equal contribution) Atsumi T, Koda H, Masataka N: Goal attribution to inanimate moving objects by Japanese macaques (Macaca fuscata). Scientific Reports 7:40033, 2017. Atsumi T, Nagasaka Y: Perception of chasing in squirrel monkeys (Saimiri sciureus). Animal Cognition 18:1243-1253, 2015. 競争的研究資金の獲得歴 自閉スペクトラム症の特異な感覚体験を生じる信号ノイズ比制御の脳内機構 日本学術振興会:学術変革領域研究(A)研究領域「クオリア構造学:主観的意識体験を科学的客観性へと橋渡しする超分野融合領域の創成」公募研究 研究期間: 2024年4月 - 2026年3月 代表者: 渥美剛史 自閉スペクトラム症者の順応の起きにくさに起因する感覚鈍麻の生起機序の解明 日本学術振興会:基盤研究(C) 研究期間: 2024年4月 - 2027年3月 代表者: 井手正和 自閉スペクトラム症の予測生成困難と脳内抑制性低下に着目した感覚過敏メカニズム解明 日本学術振興会:基盤研究(C) 研究期間: 2023年4月 - 2026年3月 代表者: 渥美剛史 協調運動障害における予測的運動制御の発達的評価指標の開発 日本学術振興会:基盤研究(C) 研究期間: 2022年4月 - 2026年3月 代表者: 松島佳苗 自閉スペクトラム症における感覚過敏と不安傾向に関与する神経生理学的基盤の検討 明治安田こころの健康財団、2021年度研究助成 代表者: 渥美剛史 自閉症の知覚機能亢進の機序に関する障害当事者とモデル動物の比較認知神経科学的研究 日本学術振興会: 若手研究 研究期間: 2020年4月 - 2023年3月 代表者: 渥美剛史 自閉症の特異な触覚時間分解能を担う認知神経回路のモデルマウスによる解析 日本学術振興会: 挑戦的研究(萌芽) 研究期間: 2018年6月 - 2020年3月 代表者: 渥美剛史 自閉症モデルマウスを用いた触覚過敏に起因する社会コミュニケーション困難の解明 日本学術振興会: 特別研究員奨励費 研究期間: 2018年4月 - 2019年3月 代表者: 渥美剛史 自閉スペクトラム症者の感覚処理障害の認知神経基盤に基づく客観的分類 日本学術振興会: 基盤研究(B) 研究期間: 2018年4月 - 2021年3月 代表者: 井手正和 アニマシー知覚に基づいた自閉症児童における社会認知特性の解明と支援方法の構築 日本学術振興会: 特別研究員奨励費 研究期間: 2014年4月 - 2016年3月 代表者: 渥美剛史 著書・雑誌記事等 渥美剛史・井手正和(2024)感覚研究はどのようにASDの理解と支援に役立つか, こころの科学2024年5月号, 日本評論社, 71-76. 井手正和(2022)科学から理解する 自閉スペクトラム症の感覚世界, 金子書房. (コラム5, 6を担当) |
所属学会 | 日本心理学会、日本神経科学学会、日本動物心理学会 |
学外活動 | 非常勤等 早稲田大学人間総合研究センター 招聘研究員 立教大学文学研究科 兼任講師 東京工科大学 兼任講師 日本女子大学 非常勤講師 社会貢献活動 ・発達障害シンポジウム2024 『発達障害にどう向き合うべきか―社会と医療の交差点―』 【企画, 運営, 司会等】 2024年4月6日 ・発達障害シンポジウム2023 『過敏な感覚をどう考える? ―誰にでもある、でも特別。との付き合い方―』 【企画, 運営, 司会等】 2023年4月2日 ・発達障害シンポジウム2022 『発達障害にどう向き合うべきかー社会モデル×脳科学の交差点ー』 【企画, 運営, 司会等】 2022年4月2日 ・発達障害シンポジウム2021 『絵は感覚のふしぎなのぞき窓』 【企画, 運営, 司会等】日本学術振興会 課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業 領域開拓プログラム 「脳機能亢進の神経心理学によって推進する「共生」人文社会科学の開拓」(代表:小山慎一)/ライト・イット・アップ・ブルー所沢実行委員会 2021年4月3日 ・LIGHT IT UP BLUE所沢実行委員会 【運営参加・支援】 LIGHT IT UP BLUE in Tokorozawa (世界自閉症啓発デー) 2018年4月7日 ・発達障害シンポジウム 敏感さ、鈍感さってなあに?ー個性的な感覚と共に生きる社会ー 【企画, 運営参加・支援】 日本学術振興会 課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業 領域開拓プログラム 「脳機能亢進の神経心理学によって推進する「共生」人文社会科学の開拓」(代表:小山慎一)/ライト・イット・アップ・ブルー所沢実行委員会 2018年4月2日 ・LIGHT IT UP BLUE所沢実行委員会 【助言・指導】 LIGHT IT UP BLUE in Tokorozawa (世界自閉症啓発デー) 2017年4月2日 - 2017年4月8日 ・NPO法人発達障害療育センター 学習教室ブーゲンビリア講師 【講師, 運営参加・支援】 NPO法人発達障害療育センター 2013年4月 - 2016年3月 取材協力・出演 ・マスクを着けられない人に理解を(NHK「ニュースほっと関西」)外部サイト:NHK NEWS WEB|記事リンク 出演, 取材協力 NHK大阪放送局「ニュースほっと関西」 2020年9月24日 ・マスクつけられない「感覚過敏」(ABEMAニュースチャンネル「ABEMAヒルズ」) 出演, 取材協力 テレビ朝日 ABEMAニュースチャンネル「ABEMAヒルズ」アベヒル企画 2020年7月15日 ・【感覚過敏】マスクの着用が出来ない人を責めないで JFN OH! HAPPY MORNING 出演, 取材協力 JFN OH! HAPPY MORNING 2020年6月29日 |
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