大学ホーム医学研究科教育・研究指導研究室・研究グループ消化器内科学教室

研究室・研究グループ紹介:消化器内科学教室

消化器内科が対象とする臓器は上下部消化管、肝臓、胆道系、膵臓と最も多く、疾患もcommon diseaseから癌をはじめとする悪性腫瘍、炎症性腸疾患などの難治性慢性炎症性疾患など多岐にわたります。いずれの分野であっても病気を的確に診断し、治療するためには経験だけでは不十分です。たとえ臨床医であっても病態を考え、客観的・論理的に思考する習慣がなければ日々進歩する医学についていくことはできません。現状に満足することなく日々の臨床からクリ二カル クエスチョンをたて、それに向けて研究をする姿勢が重要です。エビデンスを鵜呑みにするのではなく、新たなエビデンスを創出する側になってもらいたいと思います。 新たなに臨床研究グループは5つのグループに再編されました。基礎研究にも対応できるように研究室も立ち上げています。消化器内科分野は未解決の謎が多い分野です。ぜひ、いっしょにその謎に挑戦してみませんか!

消化器内科の5つの研究グループについて

消化器内科は、平成28年4月より久松理一教授のもとで新体制が始まりました。臨床・研究グループを疾患ベースのグループに再編成いたしました。今回の再編は、病態を考えた研究テーマを立てやすくすること、手技を行うことのみで満足せずその背景に隠れた病態にせまり技術革新を目指すような研究を立案すること、を目的としています。これまでの肝炎ウイルス・肝形態研究班と超音波班は肝疾患班に、入院患者の1/3を占める胆膵疾患に対応するべく胆膵班が独立、ESDや静脈瘤硬化療法のニーズに応えるべく消化管治療班が独立、小腸大腸班は主に炎症性腸疾患や小腸難治性疾患を対象に臨床・基礎研究を開始、ヘリコバクター研究班は高橋信一特任教授の実績を徳永准教授(現 総合診療科)が引き継ぎさらなる発展を目指します。この肝疾患班、胆膵班、消化管治療班、ヘリコバクター研究班、小腸大腸班の5グループが病態解明や新たな臨床エビデンス創出を目指して日々精進してくれることを願っています。

肝疾患班

私たちは、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、脂肪性肝疾患、自己免疫性肝疾患、代謝性肝疾患や肝腫瘍などの各種肝疾患の患者さんの診療をさせていただいています。診断面では、森秀明教授の指導のもと、腹部超音波検査による各種肝疾患の診断に力を入れております。スクリーニングのみならず、カラードプラや造影剤を用いて腫瘍の血流の特性から診断を行います。また、エラストグラフィにより肝硬度や脂肪化の測定を行い、非アルコール性脂肪肝炎を中心に診断・治療への有用性を評価しています。さらに、胆道疾患・膵疾患・消化管疾患においても、当科の各専門班と連携して超音波装置を用いた診断や治療にあたっております。加えて国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の平成31年度「臨床研究等ICT基盤構築・人工知能実装研究事業」として「超音波デジタル画像のナショナルデータベース構築と人工知能支援型超音波診断システム開発に関する研究」の参加施設としてデータを集積させていただいております。

治療面では、肝癌に対し超音波ガイド下に腫瘍生検による診断を行い、超音波ガイド下ラジオ波焼灼療法(RFA)、放射線科と連携して肝動脈化学塞栓療法(TACE)、金属マーカーを留置した放射線治療、腫瘍内科と連携して肝癌に対する分子標的薬による治療など患者さんに応じた包括的な治療を行い成果を上げております。また、B型、C型慢性肝疾患に対する抗ウイルス治療を積極的に行い、肝硬変への進行や肝発癌抑制に貢献しています。さらに、慢性肝疾患に対する栄養治療学にも関心を持ち病態解明に務め、慢性肝不全の患者さんのQOLを維持・向上出来るよう、看護師・薬剤師・管理栄養士と協力し包括的なチーム医療を実施しています。

ヘリコバクター研究班

2013年2月よりピロリ菌感染胃炎が保険適用として追加され、実地医科で広く除菌療法が行なわれていますが、除菌難渋例や薬剤アレルギーで除菌が出来ない症例も存在します。当科では古くからピロリ除菌の専門施設として三次除菌以降、さらにペニシリンを用いない除菌についての治療を行い、日本トップクラスの好成績を得ています。そのため多摩地区のみならず、広範囲の施設より除菌治療の紹介をお受けし、多くの患者様に喜んで頂いております。さらに2021年に徳永健吾准教授がHelicobacter suisについての世界初の報告を行い、今後、ピロリ菌以外の細菌が関与すると考えられる胃MALTリンパ腫や胃潰瘍の解明、および治療が大きく進展することが期待されます。当科でも、本分野における研究体制を積極的に発展させていきます。

小腸大腸班

2019年より杏林大学医学部付属病院炎症性腸疾患包括医療センター(Interdisciplinary Center for Inflammatory Bowel Disease, ICIBD)が設立されました。患者様を中心とした多職種によるチーム医療を推進し、さらなる診療・研究体制の充実を図っています。当科では早くからカプセル内視鏡やダブルバルーン小腸内視鏡を導入してきた歴史があり、近隣からの検査依頼も増加しています。これまで観察することのできなかった小腸疾患の病態解明と治療にも力を入れています。また患者様への侵襲を減らす検査方法としてMRIや腹部超音波検査を用いた腸管観察法の確立を目指して研究を進めており、腸管エコーは炎症性腸疾患診療ですでに活用されています。炎症性腸疾患に対する治療では実地医家で治療に難渋する症例に対して生物学的製剤、JAK阻害剤、プログラフ、顆粒球吸着療法・白血球除去療法など最新の治療法を提供しています。さらに新薬の国際共同治験や医師主導型の臨床試験などに積極的に参加し最新の治療を提供していくとともに新たなエビデンスの構築に力を注いでいきます。また、腸管微生物叢とヒトとの相互関係、宿主免疫機構への影響、健康と疾病への関与に着目して、消化器疾患、特に炎症性腸疾患の病態解明を目指したトランスレーショナル研究を精力的に展開しています。現在、4名の博士課程大学院生が在籍して研究に励んでいます。

消化管治療内視鏡班

消化管治療内視鏡班は、上部および下部消化管領域の主に腫瘍に対する内視鏡診断と治療を行っています。上部消化管内視鏡検査では通常光での観察に加え、特殊光(主にNBI)での観察によって、早期食道癌、早期胃癌、十二指腸腫瘍などの腫瘍性病変の内視鏡診断を行い、内視鏡的粘膜切除術(EMR)や内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)などの患者様へ負担の少ない治療を行っています。また2014年1月より大腸腫瘍に対するESDを導入し、さらに件数が増加傾向にあり、本年は年間150例を超えるペースでその実績を伸ばし続けております。また、上部消化管出血に対する止血術、内視鏡的食道静脈瘤結紮術・硬化療法、異物除去術、食道や幽門部、十二指腸狭窄に対するバルーン拡張術やステント留置術なども行っています。特に止血術や異物除去術等の緊急内視鏡検査は、年間の内視鏡検査の約1割を占めており、地域の基幹病院としての役割を果たすべく、24時間体制で積極的に対応しています。また、さらに安全で高いレベルの内視鏡診断および治療を患者様に提供すべく、日々臨床データの集積を行うとともに、海外学会を含めた報告も積極的に行っています。

胆膵班

主に胆膵疾患の診断と治療を中心に行っているグループです。対象疾患は多岐にわたり、良性のみならず悪性疾患も多く、臨床経過、身体所見、血液学的検査、レントゲン、腹部超音波検査、CT、PET-CT、MRI、内視鏡的逆行性膵胆管造影検査(ERCP)、超音波内視鏡検査など多くの検査から様々な情報を得て診断していきます。内視鏡的胆道ドレナージ術や経皮胆管ドレナージ・胆嚢ドレナージ術など緊急処置も非常に多く、地域の基幹病院として24時間体制で対応しています。また、院内の胆膵グループ(消化器内科、肝胆膵外科、腫瘍内科、放射線科、病理学教室)の一員として、常に他科とも連携をとり、診断から治療に従事しています。当院でのがんセンターの発足後は担癌患者さんが非常に増え、中でも膵臓がんや胆道がんは非常に増加しています。悪性胆道狭窄に対するステント留置術、超音波内視鏡を用いた検査や確定診断のための穿刺生検(EUS-FNA)、感染性膵仮性嚢胞ドレナージ術なども行っています。ERCPやEUSの件数は増加傾向で、ますます需要が増えていくと考えられます。また、小腸大腸班と連携し小腸鏡を用いた胆道ドレナージや結石除去術を行うなど胃切除後の症例など特殊なケースにも対応しています。

胆膵疾患カンファレンスを定期的に開催し、治療方針の検討や情報のアップデートさらにスキルアップを目指しています。院内のみならず、他施設との交流も盛んに行っており、患者さんにとってより良い選択肢を提供できるような体制を整えています。臨床研究も患者さんのご協力の元、数多く行っており、今後も、より安全で高いレベルの治療法の確立を目指し、より良い医療を提供していきます。

以上、各研究班とも常に先端技術を取り入れ、より良い治療法を開発するための臨床試験や治験を行い、その結果を国内外の学会や学術論文として発表しております。

2020年度の主な業績(英文原著のみ)

2021

  1. Suzuki K, Kakuta Y, Naito T, Takagawa T, Hanai H, Araki H, Sasaki Y, Sakuraba H, Sasaki M, Hisamatsu T, Motoya S, Matsumoto T, Onodera M, Ishiguro Y, Nakase H, Andoh A, Hiraoka S, Shinozaki M, Fujii T, Katsurada T, Kobayashi T, Fujiya M, Otsuka T, Oshima N, Suzuki Y, Sato Y, Hokari R, Noguchi M, Ohta Y, Matsuura M, Kawai Y, Tokunaga K, Nagasaki M, Kudo H, Minegishi N, Okamoto D, Shimoyama Y, Moroi R, Kuroha M, Shiga H, Li D, McGovern DPB, Kinouchi Y, Masamune A; MENDEL study group. Genetic Background of Mesalamine-induced Fever and Diarrhea in Japanese Patients with Inflammatory Bowel Disease. Inflamm Bowel Dis. 2021 Jan 27:izab004. doi: 10.1093/ibd/izab004.
  2. Morikubo H, Kobayashi T, Ozaki R, Okabayashi S, Kuronuma S, Takeuchi O, Shiba T, Kiyohara H, Matsubayashi M, Sagami S, Nakano M, Ikezaki O, Hisamatsu T, Tanaka Y, Hibi T. Differential effects of mesalazine formulations on thiopurine metabolism through thiopurine S-methyltransferase inhibition. J Gastroenterol Hepatol. 2021 Jan 20. doi: 10.1111/jgh.15411.
  3. Yoshida T, Kojima Y, Shimada R, Tanabe H, Tabei K, Yanagida O, Nikaido T, Ohtsuka K, Ohnishi H, Abe N, Hisamatsu T, Takahashi S. Next-Generation Sequencing for Non-Ampullary Duodenal Carcinoma Suggesting the Existence of an Adenoma-Carcinoma Sequence. Case Rep Gastroenterol. 2021 Jan 25;15(1):62-69. doi: 10.1159/000510919. eCollection 2021 Jan-Apr.
  4. Tateishi R, Matsumura T, Okanoue T, Shima T, Uchino K, Fujiwara N, Senokuchi T, Kon K, Sasako T, Taniai M, Kawaguchi T, Inoue H, Watada H, Kubota N, Shimano H, Kaneko S, Hashimoto E, Watanabe S, Shiota G, Ueki K, Kashiwabara K, Matsuyama Y, Tanaka H, Kasuga M, Araki E, Koike K; LUCID study investigators (Hisamatsu T.). Hepatocellular carcinoma development in diabetic patients: a nationwide survey in Japan. J Gastroenterol. 2021 Jan 11. doi: 10.1007/s00535-020-01754-z.
  5. Watanabe S, Miyoshi J, Toki M, Kambayashi K, Kitada S, Nosaka T, Goto T, Ota H, Ochiai K, Gondo K, Ikeuchi N, Tsuji S, Nakamura K, Shibahara J, Hisamatsu T. Effectiveness of introducing a 20-gauge core biopsy needle with a core trap in EUS-FNA/B for diagnosing pancreatic cancer. BMC Gastroenterol. 2021 Jan 6;21(1):8. doi: 10.1186/s12876-020-01583-7.

2020

  1. Tsuzuki Y, Aoyagi R, Miyaguchi K, Ashitani K, Ohgo H, Yamaoka M, Ishizawa K, Kayano H, Hisamatsu T, Umeno J, Hosoe N, Matsumoto T, Nakamoto H, Imaeda H. Chronic Enteropathy Associated with SLCO2A1 with Pachydermoperiostosis. Intern Med. 2020;59(24):3147-3154. doi: 10.2169/internalmedicine.4756-20.
  2. Hisamatsu T, Kim HJ, Motoya S, Suzuki Y, Ohnishi Y, Fujii N, Matsushima N, Zheng R, Marano CW. Efficacy and safety of ustekinumab in East Asian patients with moderately to severely active ulcerative colitis: a subpopulation analysis of global phase 3 induction and maintenance studies (UNIFI). Intest Res. 2020 Dec 1. doi: 10.5217/ir.2020.00080.
  3. Hisamatsu T, Suzuki Y, Kobayashi M, Hagiwara T, Kawaberi T, Ogata H, Matsui T, Watanabe M, Hibi T. Long-term safety and effectiveness of adalimumab in Japanese patients with Crohn's disease: 3-year results from a real-world study. Intest Res. 2020 Nov 20. doi: 10.5217/ir.2020.00025.
  4. Panaccione R, Danese S, Sandborn WJ, O'Brien CD, Zhou Y, Zhang H, Adedokun OJ, Tikhonov I, Targan S, Abreu MT, Hisamatsu T, Scherl EJ, Leong RW, Rowbotham DS, Arasaradnam RP, Sands BE, Marano C. Ustekinumab is effective and safe for ulcerative colitis through 2 years of maintenance therapy. Aliment Pharmacol Ther. 2020 Dec;52(11-12):1658-1675. doi: 10.1111/apt.16119.
  5. Kitahama K, Hayashi A, Chiba T, Matsuki R, Kogure M, Gondo K, Watanabe S, Toki M, Suzuki Y, Mori T, Hisamatsu T, Sakamoto Y, Shibahara J. A pedunculated adenomyomatous polyp of the bile duct. Pathol Int. Dec;70(12):1034-1036. doi: 10.1111/pin.13024.
  6. Nakase H, Matsumoto T, Matsuura M, Iijima H, Matsuoka K, Ohmiya N, Ishihara S, Hirai F, Wagatsuma K, Yokoyama Y, Hisamatsu T. Expert Opinions on the Current Therapeutic Management of Inflammatory Bowel Disease during the COVID-19 Pandemic: Japan IBD COVID-19 Taskforce, Intractable Diseases, the Health and Labor Sciences Research. Digestion. 2020 Sep 4:1-9. doi: 10.1159/000510502. Online ahead of print.
  7. Ohno A, Miyoshi J, Tanabe H, Kusuhara M, Toki M, Chiba T, Shimoyamada H, Shibahara J, Hisamatsu T. Gastropathy associated with lanthanum phosphate deposition that was endoscopically tracked for 3 years. A case report. BMC Gastroenterol. 2020 Aug 31;20(1):292. doi: 10.1186/s12876-020-01424-7.
  8. Matsuoka K, Igarashi A, Sato N, Isono Y, Gouda M, Iwasaki K, Shoji A, Hisamatsu T. Trends in corticosteroid prescriptions for ulcerative colitis and factors associated with long-term corticosteroid use: analysis using Japanese claims data from 2006 to 2016. J Crohns Colitis. 2020 Aug 26:jjaa172. doi: 10.1093/ecco-jcc/jjaa172.
  9. Miyoshi J, Saito D, Nakamura M, Miura M, Mitsui T, Kudo T, Murakami S, Matsuura M, Hisamatsu T. Half-Elemental Diet Shifts the Human Intestinal Bacterial Compositions and Metabolites: A Pilot Study with Healthy Individuals. Gastroenterol Res Pract. 2020 Aug 6;2020:7086939. doi: 10.1155/2020/7086939. eCollection 2020.
  10. Hata K, Ishihara S, Ajioka Y, Mitsuyama K, Watanabe K, Hanai H, Kunisaki R, Nakase H, Matsuda K, Iwakiri R, Hida N, Tanaka S, Takeuchi Y, Shinozaki M, Ogata N, Moriichi K, Hirai F, Sugihara K, Hisamatsu T, Suzuki Y, Watanabe M, Hibi T. Long-Term Follow-Up of Targeted Biopsy Yield (LOFTY Study) in Ulcerative Colitis Surveillance Colonoscopy. J Clin Med. 2020 Jul 18;9(7):E2286. doi: 10.3390/jcm9072286.
  11. Ohno A, Miyoshi J, Kato A, Miyamoto N, Yatagai T, Hada Y, Kusuhara M, Jimbo Y, Ida Y, Tokunaga K, Okamoto S, Hisamatsu T. Endoscopic severe mucosal atrophy indicates the presence of gastric cancer after Helicobacter pylori eradication -analysis based on the Kyoto classification. BMC Gastroenterol. 2020 Jul 20;20(1):232. doi: 10.1186/s12876-020-01375-z.
  12. Nakase H, Matsumoto T, Watanabe K, Hisamatsu T. The shining DIAMOND for evidence-based treatment strategies for Crohn's disease. J Gastroenterol. 2020 Sep;55(9):824-832. doi: 10.1007/s00535-020-01702-x.
  13. Matsuki R, Kawai K, Suzuki Y, Kogure M, Nakazato T, Naruge D, Okano N, Seki S, Ohmori Y, Kawamura N, Kamma H, Hisamatsu T, Shibahara J, Mori T, Furuse J, Sakamoto Y. Pathological Complete Response in Conversion Hepatectomy Induced by Lenvatinib for Advanced Hepatocellular Carcinoma. Liver Cancer. 2020 Jun;9(3):358-360. doi: 10.1159/000506202.
  14. Kikuchi O, Saito D, Miura M, Wada H, Ozaki R, Tokunaga S, Minowa S, Fukuyama M, Mitsui T, Sakuraba A, Hayashida M, Miyoshi J, Matsuura M, Ohyama M, Hisamatsu T. Two cases in which tofacitinib effectively treated both ulcerative colitis and alopecia areata. Clin J Gastroenterol. 2020 Oct;13(5):788-793. doi: 10.1007/s12328-020-01150-3.
  15. Ling KL, Hilmi I, Raja Ali RA, Leong RWL, Leung WK, Ng SC, Wu KC, Chen MH, Ran ZH, Hisamatsu T, Ahuja V, Makharia GK, Banerjee R, Wei SC, Wu DC, Pisespongsa P, Ye BD, Sollano J, Simadibrata M, Chuah SW, Ooi CJ. Asian Pacific Association of Gastroenterology (APAGE) Inflammatory Bowel Disease (IBD) Working Party guidelines on IBD management during the COVID-19 pandemic. JGH Open. 2020 Jun 5;4(3):320-323.
  16. Toki M, Tateishi H, Yoshida T, Gondo K, Watanabe S, Hisamatsu T. Utilization of a new technology of 3D biliary CT for ERCP-related procedures: a case report. BMC Gastroenterol. 2020 May 24;20(1):158. doi: 10.1186/s12876-020-01304-0.
  17. Watanabe K, Tanida S, Inoue N, Kunisaki R, Kobayashi K, Nagahori M, Arai K, Uchino M, Koganei K, Kobayashi T, Takeno M, Ueno F, Matsumoto T, Mizuki N, Suzuki Y, Hisamatsu T. Evidence-based diagnosis and clinical practice guidelines for intestinal Behçet's disease 2020 edited by Intractable Diseases, the Health and Labour Sciences Research Grants. J Gastroenterol. 2020 Jul;55(7):679-700. doi: 10.1007/s00535-020-01690-y. Epub 2020 May 7.
  18. Hisamatsu T. Enteral nutrition in the biologic era: learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow. Intest Res. 2020 Apr;18(2):139-140. doi: 10.5217/ir.2019.09192.
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