受験生サイト サークル紹介 学生支援ポータル 学納金サイト  [在学生・保護者専用]

Faculty of MedicineUC DavisのGeorge Meyer教授による臨床医学セミナーを開催

 平成30年3月19日から23日にかけ、California大学Davis校(UC Davis)のGeorge Meyer教授をお招きして、医学部5年生を対象とした臨床医学セミナーを開催しました。
 Meyer先生は米国消化器病学会最高栄誉会員(MACG)の称号を持つ、消化器内科を専門とする高名な臨床医で、米国内科学会においても北カリフォルニア支部長を務められた重鎮です。専門分野に偏らない幅広い知識を有しておられ、問診と身体診察を重視した診断の指導をされてきました。本邦での指導実績も豊富です。
 このセミナーの主な内容は英語で行う症例検討です。参加した学生それぞれがこの一年間の臨床医学実習で担当した中から選んだ一つの症例を発表し、全員でそれを元にした症例検討を行いました。これに加えてMeyer先生の講義、更にMeyer先生の奥様にご協力頂いての医療面接実習、という非常に贅沢なプログラムでした。 
 参加した学生たちは集中力を切らすことなく、セミナーを満喫していました。臨床医学と英語の学力が向上しただけでなく、Meyer先生夫妻のお人柄に触れながら臨床医としての心構えについても多くを学び、学習意欲も大いに高まったようです。
 今回のセミナーは4月または5月に海外で臨床実習を受ける学生の事前準備として行われました。ニューヨーク、シカゴ、北京、パリ、クレルモン=フェラン、サウサンプトン、ロンドン、シェフィールドの各地で行われる臨床実習で彼らがどんな飛躍を見せるのか非常に楽しみです。

医学教育学 矢島知治